憧れの子ども1人と1匹の生活。ひとりっ子はかわいそう?
私は息子を出産する前1人と1匹の生活に憧れていました。
金銭的にも時間的にも子供1人の方がゆとりのある生活ができると思っていたからです。
何よりも夫の仕事は土日休みではないし、帰宅時間が遅いので2人育児できる自信もなかったことも大きいです。
(今は土日休みの仕事に転職しました)
ある日、夫の友達が家に遊びに来たときに、兄弟は何人ほしいのか聞かれて夫が「1人を考えてる」と答えると、
「一人っ子はかわいそう。兄弟ほしいやんな~?」
と子どもに言っているのを見てすごくモヤモヤしたのを覚えています。
でも、改めて考えてみると、このモヤモヤは一人っ子はかわいそうだと言われたことに対してというよりかは自分自身が子どもは1人という決心が固くなかったからだと思います。
子どもが大きくなるにつれてやっぱり兄弟がいた方が楽しいかな?と考えるようになりました。
夫も私も2人兄弟と姉妹でしたので、兄弟で遊べる楽しさも知っています。
街を歩いていて兄弟で仲良く遊んでいる姿を見ると、「やっぱり兄弟っていいな…」という気持ちが芽生えてきました。
やっぱり子どもが2人ほしいそんな気持ちがどんどん大きくなって、私たちは妊活することにしました。
でも、9か月経っても私たちのところには赤ちゃんは来てくれませんでした。
生理が来るたびに落ち込み、もしかして二人目不妊?と疑いました。
ですが、そのことがもう一度家族計画について考えるきっかけとなりました。
お金をもう一度整理してどんな子育てがしたいのか夫婦の働き方も考えました。
1人でも2人でもいい面もあればよくない面もあります。
私たちにとってベストな答えを出せばいいと考えました。
まだ見ぬ子じゃなくて、まずこの子に何をしてあげたいのか?
「やりたいことはなんでもさせてあげたい。」
これを習いたいと言われたら、応援したい。
海外の学校に行きたいと言われたら、応援したい。
やりたいことはなんでも応援できるくらいのお金も必要。
これは、生まれてきた下の子にも同じように思うだろうと思います。
でも、2人がなんでもやりたいことができるくらいの余裕はありません。
だったら稼ぎを増やせるように努力すればいいじゃないか。
そんなふうにも問いかけました。
どんな働き方が理想なのか
子どものためならどんなことも頑張れるのか。
答えはイエスです。
でも、それが理想かと問われたら私はノーです。
自分も家族もみんなが幸せななれることが一番大切です。
自分を犠牲にして子どもたちのために頑張ることは子どもにとっても理想であるとは思えないからです。
家族の笑顔を守ることは、私も夫も笑顔でいなければ叶いません。
どんな子育てがしたいのか
私の夢は子どもと一緒に学ぶことです。
そして、子どもには学ぶ楽しさを知ってもらいたいです。
夫は幼少期、学校から帰ってきたらお母さんにその日学んだことを教えていたそうです。
私はそのエピソードを聞いて子どもがにおかえりが言えるママになりたいと思うようになりました。
お金のためにがむしゃらに働いていれば、そんな理想の子育てもできません。
子どもとの時間は限られているからこそ、子育てと仕事のバランスはしっかり取っていきたいと思っています。
1人と1匹の選択
一番感謝しているのは夫です。
私が納得する答えが出せたらそれに賛成すると言ってくれました。
そして、1匹のハムスターを迎えることにしたのです。
ハムスターにしたのは息子の希望です。
ハムスターのお世話に奮闘する息子は立派なお兄ちゃんに見えました。
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