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「一年3セットの服で生きる」出版記念講演 アーカイブ視聴レポート


自問自答ファッション通信あきやあさみさんの著書と幻冬舎大学 出版記念講演アーカイブを購入(セット買い推奨!)したので、自分的メモ。


制服の土台になるのは「洋服」ではない
制服化と聞くと、まず「お洋服」となってしまい(私だけ?)、ちょうどコンセプトを体現するお洋服って?リサーチャーが着る服って?白衣や作業着しか思いつかんんん…!!となっていたところだったので、クールダウンできた感じ。
ファッション3種の神器、靴・バッグ・アクセサリーが100点満点であれば、もう「自分らしさ」の完成!
 
まず靴を選ぼう
ブログでもnoteでも本でも述べられている「靴は自己評価」であるというお話。自分で選んだ良い靴を履くと、色々なところに行けるようになって自信が持てるようになる。
あきやさんが店頭に立っていたときのエピソードのひとつに「 ”靴(の好み)はその人を表す” からお客様の靴を見る」というものがあって、自分らしい靴を履けば、行けるお店も広がるし、店員さんに好みが伝わってより良いアイテムをおススメしてもらえるし、いいことばかりだなあと思った。まずは「一番よく履く靴」の棚卸しから。
 
バッグは自己暗示でもある
これまで「バッグは自己紹介」というのは理解していたけれど、今回の「自己暗示をかけ(られ)る」というのがとてもいいなと。実際あきやさんはあのGUCCI犬バッグで「ポジティブな気持ちになる」し「飄々として生きていきたいという自己暗示をかけている」と仰っていた。
自分らしいファッションでいたいけれど、性格上あまり「イッツミー!」と自己紹介したくはないので、私は見るたびに「なりたい・ありたい」を思い出させてくれるようなバッグを選びたい。
 
アクセサリーは顔、アイデンティティである
阪神ユニの例えが本当に分かりやすくて、確かに特に顔周りや手のアクセサリーなど目につきやすいところに自分のアイデンティティを出せば語らずとも伝わるな、と。(ちなみにうちの夫は某サッカーチームの大ファンで、それと分かるようなアイテムを常に身に着けていて、職場でもよく話しかけられるらしい。)
なので、アイテムとしては小さいけれど「真剣に選ばないと誤解を受けやすい」というのも最もだと思った。私は現状では、片耳ピアスと眼鏡、結婚指輪くらいしか身に付けないけど、ゆくゆくは指輪を増やしたりブレスレットが欲しいなと思っているので、じっくり探したい。そして、今はピアスで私らしさを表現しよう。
 
…質疑応答より…
平和の公園 / 戦いのモード
ここは別途noteに書きたいなと思うセッションだった。何故なら、私はほぼ毎週公園や外遊びをする中で、どこかしらに所謂モード系ブランドのアイテムを身に着けているからだ。好ましいキーワードにモードが示す「戦う」「自立」といった言葉がないにも関わらず、だ。ここはもうちょっと深堀りしたい。
 
なりたい自分像がはっきりしないときは服を買わないで本を読む
コンセプト・なりたい・妄想クローゼット…迷いがあるときは絶対に服を買わないこと。そういうときは本を読んで内面にじっくり向き合い、なりたいの言語化や時間軸の見直しを。
あきやさんは声や話し方は柔らかくて優しいのだけど、こういう大事なことは「う~ん、買わない方がいいかなと思います~」などと言葉を濁さず、「絶対に買わないでくださいっ」とズバッと言ってくれるので、そうか、そこは絶対なんだな、と迷わなくてすむ。ありがたや…。
 
まとめ
本の大事なところをさらに詳しく愉しく伝えてくださる講義で本当に面白かった。
コンセプトをファッションに落とし込めず、なかなか先に進めないなと思っていたけれど、「靴やバッグ、アクセサリーが土台である。そこから服を選ぶ」という流れがわかったおかげで、自分の制服化の道筋がつかめた。
 

(川口ちゃんの【ポータブルあきやさん】という表現が秀逸すぎて、もうそれ以外の言葉が思い浮かばない…!)

いい風がふきますように✤