見出し画像

授業を受けたときの【人間の脳の仕組み】

こんにちは、及川です。
数学の授業を受けたときの【人間の脳の仕組み】を知ってますか?

 何かを学ぶとき、人は自分が知識として持っているものに関連する新しい知識を優先的に取り込んでいます。既にある知識と結び付けられると記憶は定着しやすいですよね。
 ただ裏を返すと、自分の知識と関連付けられないものは、聞いて納得しても記憶に留まらずすぐに忘れていってしまうのです。

 では、どうしたら効率のよい学習が出来ると思いますか。
それは学習する前に、自分の知識を増やすのです。
えっ!?って思いますよね。知識を増やすのも学習だと。
もちろんおっしゃる通りです。
 ですが、これを解決するのは簡単です。学ぶものには難易度がありますよね。難しい問題の解説を受ける前に、基本的な知識を整理すればいいのです。すると、難しい問題の1つ1つの知識が知ってる問題に結びつき難しいと感じなくなるだけでなく、記憶の定着も圧倒的に良くなるのです。

私のすべての講義は、この【脳科学に基づいた】解説を取り入れています。
通常の対面授業、オンライン講義はもちろんのこと、今月始めたメンバーシップでも、もちろん取り入れています。私の講義を受けたことのある生徒は ”あっ!” となると思いますが、問題解説の前に例題が入ることが多いですよね。実はそれも基本的知識を整理し、応用的な内容をスムーズにインプットし記憶に残りやすくするための準備なのです。

そしてメンバーシップ数学Ⅲのテキストの構成もそうです。10月から始めましたが、数学Ⅲの内容を2周します。なぜかわかりますか?1周目は基本的な知識をインプットしていきます。そして2周目は1周目にインプットした内容に結びつけるようさらに応用的なことを学びます。これにより理解も定着も1周目とは全く違うものになります。

ですから10月からメンバーシップに参加されている方、必ず復習をやり切って下さい。そしてもし11月から参加を考えている方がいたら残り少ないですが、是非10月から参加してください。11月に申し込むと10月分は見れなくなってしまいます。10月で数学Ⅲの半分のインプットが終わっています。この状態で11月から参加しては、この基本を整理して応用力を圧倒的につける準備ができていないことになってしまいます。

残り日数が少ないのに申し込んだら損をしてしまうように感じてしまうかもしれませんが、そうではありません。残りが少ないからやらなければ、それ以上に失ってものが、二度と取り戻せないものが多いのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?