SNSの普及とミュージシャンへの影響


ギリギリ過ぎたが、昨日は3月19日。
意外と知られていないかも知れないが、日本音楽家ユニオンが1991年に制定したことからミュージックの日とされている。

ここ数年、SNSの普及により様々なジャンルの音楽が目に留まるようになった。

特にブラジル等のポルトガル語圏の凄腕ミュージシャンが日本のミュージシャン界隈でも名を轟かせている(少なくとも私の周りでは)のはその最たる例だと感じる。

ギタリスト界隈で流行り、今ではBruno Marsのサポートでも知られるMateus Asato(マテウス・アサト)を皮切りに、僕にとって凄まじく衝撃的だったベーシスト、Junior Braguinha(読みを表記するならばおそらくジュニオール・ブラギーニャだろう。ごめんなさいポルトガル語は学び始めたばっかなもんで。)を知ったきっかけもinstagramだ。

俗に言うインターネットネット黎明期に生まれ、ネット社会の発展とともに育ってきた僕にとってその変遷は印象深いもの。
音楽、とりわけ楽器界隈について話すと、一昔前ではニコニコ動画で「演奏してみた」などのタグ付けをされた動画の投稿が流行っていたものだが、それには撮影、録音などの機材の知識や準備が必要でなかなか一歩踏み出すには至らない(難しい)人が多かった。

あれから十数年が経ち、今ではX(旧:Twitter)やInstagramを中心としたのありとあらゆるSNSでプロアマ問わず、数多の演奏動画が上げられている。その数、及び更新頻度は以前とは比にならない。
誰でも簡単に動画をアップロードできる媒体、機器が増えたのが理由だろうか。

その結果、昔であれば埋もれてたであろう才能が容易に発掘される世の中となった。

デメリットというか、難儀な話としては求められるレベルも爆発的に上がってしまったことだろうか。

自分も精進せねばと奮い立たされる。

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