伝えたいことが、あるんだ。

このタイトルを見て、小田和正だと分かった人を抱きしめたい。

自分のメンタルは低空飛行状態で、ズガーンと落ちてる時より元に戻すことが案外難しい。鬱ってるときには卵を食べた方が良いって記事を読んだ。こちら。https://president.jp/articles/-/41486?page=5

私は卵が嫌いである。ほなどうすればええっちゅうねん。幸い、カスタード、雑炊やわかめスープの卵、チャーハンの卵、おでんの卵は食べれるので買ってこようかな。

しょーもないこと言うてますが、本題。

(私は進行性の乳がんでステージⅣです。肺転移です。詳しくは、マガジンにまとめています。無料ですのでお時間ありましたら。)

昨日、通院したときにある検査の結果が出た。自分の乳がんは遺伝であるかどうかの検査である。大体、乳がん患者の5%、つまり20人に1人は遺伝であるそう。
初めのうちは、この検査を受けることを渋っていた。なぜなら5、6万円費用がかかるからだ。「5、6万円かかって5%に入ってるかどうかの検査をするのか。。。」と思っていた。今思えば、私のように一応若くして乳がんになった人は、がんの遺伝子を持っている可能性がかなり高いので、サッサと受ければ良かった。

主治医に、「いまいさんは高額医療の手続きをしているから、実質負担金は無いでー。」と言われ、そうかーと思い受けることにした。結果、陽性だった。そのため、一昨日からの手足の痺れでずーっと涙目な私を察してか、「今日の抗がん剤は、中止にするか!」と主治医は笑った。やっぱええ奴!と思いながら私も笑った。

陽性になったら何が良いのかと言うと、どこが血液のエラーかがハッキリと分かることにより、そのエラーと戦えば良いのだから攻撃する部分が分かりやすくなるらしい。あと化学療法(私の場合、点滴)をした後だと、「リムパーザ」という飲み薬が使えることである。「リムパーザ」は、2017年かな?2019年かな?に日本で使えるようになったらしい新薬である。
仕事をしようと思っていたために抗がん剤を点滴から飲み薬にすることは元から決めていたのだが、この「リムパーザ」はかなり効くようである。脱毛の副作用が(ほぼ)無いっ!!!うれしいっ!!!話飛ぶけど、昨日は皮膚科の先生にも「髪の毛、生えてきたねー!」って言われた!うれしいっ!!!

けれども陽性であることにより、私にはメリットがあるのだが、家族(特に母、姉、姪)も乳がん、卵巣がんになりやすいかもしれないと言うことを意味している。私の母は普段は普通の人で過保護やし、心配してくれているのだが、世間体を気にしまくるのが面倒くさい。母に遺伝について伝えたら、お姉ちゃんには言うなとか訳の分からないことを言い出しそうである。母は、がんである私を多分恥ずかしいものだと思っているし、母の友人などにも伝えていないと、何故か私に言うてくる。いやいや、気が悪いわ、と思う。

一人ひとりに伝えるのは面倒に思ってしまい、ラインのタイムラインに私の病状を投稿しようかと考えたこともある。でも、母が見るから余計にめんどくさくなると思い、やめた。

私の叔父(他界している父の弟)は大金持ちで独身で、母は家賃を払ってもらっているくせに、私のがんのことは叔父に言わないと、これも宣告された。叔父に言っていれば、私が辛い中、働かなくても良いかもしれないのに。あ、愚痴が止まらなくてごめんなさい。限界が来たら無断で叔父の家に行こうと書いているうちに思ってきた笑。

私は、余命的に来年の4月末に亡くなる予定だったのですが、少なからずあと2年ぐらいは延命されるらしい(順調にいけばの話ですが)。これについては、自分の今の心境は正直あんまり嬉しくない。こんな気持ちのまま、短い人生に不安しかないまま延命されても。。。って感じである。

延命されている間に「草花さん、今日も二酸化炭素を吸ってくれてありがとう❤️」「お米さん、私たちのために育ってくれてありがとう❤️」「ガスさん、お湯を出してくれてありがとう❤️(?)」などと思える日が一日でもあればいいなとは思う。

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