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程度で生きるか信念を持って生きるか



"程度で生きるか信念を持って生きるか"


思うことが多くてnoteはしっかり毎日書いているが、snsの見過ぎに注意しながら過ごしている。



今読んでる本がとてもメッセージ性の強い本なんだけど、人格論について学んでいる。
この話もnoteに書いていきたい。


例えば、二人の自分がいるとする。
・頭の中で一日のやりたいことを全部やり遂げる!!っていう自分
・めんどくさくなってずーっと携帯ばかり見て一日が終わっちゃう自分

私はよく後者になっちゃうんだけど笑

日常で小さいことも含めて
たくさんの選択の中で人は生きていると思う。
こうした方がいいと思う自分とめんどくさいわと思ってしまう自分。
してはいけないとわかってる、けどやってしまう自分。二人の自分が葛藤する瞬間がよくある。

振り返ってみると、めんどくさいからやーらないって時よりも面倒だけどやってみた時のほうが達成感というかなんだかすっきりするし、自分が自分だったような気がする。

それは、本来の自分の"なるべき姿"としての自分というものと、欲望や欲求に動かされてる自分の二つからくるものらしい。


欲望や欲求は人間の根本的なものだから大事にしないといけないと思うけど低次な欲望、欲求でしかない場合、本来の自分が負けてしまう時は、私たちに進歩がない。一歩踏み間違えたら周りに大きな悪影響まで与えてしまう。




溝口健二監督の「雨月物語」を鑑賞した。
1953年の作品。人間の欲望の塊
時代によって欲望というものが変わっていっていると感じたが、人は人間である限り大なり小なり己の欲と戦う瞬間が人生でたくさんある。


この作品に出てくる欲望はここで言う低次な欲望だと感じた。自分のためだけの欲望。哀れな欲望だった。欲望に対しての代償、失うものがあまりにも大きすぎた。人は失ってから気づく生き物だなとつくづく感じた。

欲まみれの時は本当の幸せに気づいていなかったけど、本来の幸せは今この瞬間なんだと教えてくれた作品だった。

このタイミングで観れたのは何か意味があったのだと思う。その時の感情で作品の見方が変わるが、物語を通して改めて気づくことができた。ナイスタイミングだった。




本にも書いてあったが
「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉がある。
禁止をされているような事柄でも、集団で行うならば心理的な抵抗も無く行うことができるようになるという意味がある。

日本人はこういう心理がとても強くなってきている気がする。

例えば今中学生、高校生の中で"万引き"をする人が年々増えてきているらしいが最近では万引きをする事に対して許す親が多いらしい。
万引きした物より多くお金を払うから許してという人もいるらしい。

そもそも万引きをすること自体が法を犯しているはずなのに万引きぐらい良いでしょという心理が働いている気がする。

5万円相当のバッグを盗まないけど500円相当の文房具品は盗んでもいい思っている人。

この"程度"の問題でと判断している人が増えてきている気がする。

私は盗むということに対して自分は"しない"という信念を持って生きていきたい。
人として大切なことは"程度"で生きるかどうかではなくて"信念"で生きることであって、してはいけないことはどんな時もしない。自分にとってするべきことはみんながしなくてもするという気持ちは自分の中で大切にしたい。
モラルが少なくなってきてる人が増えてきたと感じるのは、程度で生きている人が増えてきたからなのかな?とも思った。 

選択の自由はさまざまだから
私が学んだこと、考えが全てとは思わない。
けど自分の生き方にだけはしっかり
"信念"を持って生きていきたいと思った。

欲について少しマイナスばかり書いてしまったが
私が思うのは"低次な欲望、欲求"について。

欲があるからこそ夢があるし、
欲があるからこそ生きがいにもなる。
本来はとっても素晴らしいものだと思っている。



欲で言うと私は食べ物への欲が凄まじくて、
毎回マイブームがコロコロ変わるんだけど
今はもちもちのベーグル!!
ほんんとうにたべたくて。
気づいたら大好きなパン屋さんにいたよ。
でもそこでも自分の欲との葛藤があって。

今は我慢の時期!!買わないって決めてたのになんでここにいるの!!っていう天使の自分と
一つくらいいいよ!食べていいよ!美味しいから!!っていう悪魔の自分

冗談抜きで10分くらいベーグルと睨めっこして
買うか買わないか本当に悩んだ。
本当に本当に人間の欲望ってすごいんだよ。
私の頭の中の天使と悪魔が大暴れ。
勝者、天使だよ。我慢したよ!!偉すぎる!!
パン屋さんに出るときの一歩目が
すごく重かったの今でも覚えてる。←

家に帰ってからよく我慢した!と
自分を褒めまくりました。良き一日です。

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