見出し画像

刮痧

刮痧の施術を受けたのでその記録。


5年以上ぶりに手帳を買ったので、ここに記録することにした。
来年を今からスタートさせるみたいでおもしろい。



比較的痛みには強い方だし、官足法で痛さにも慣れているのだけれど、刮痧の痛みは別の種類の痛さだった。

頂上の見えない山登りも、終わりの見えない痛みも同じだなと思った。
気持ちが折れそうになる。

施術を受けた日はその部分が腫れていて触れるのも寝るのにも痛かったし、翌日も背中の肉が膨張している感じがして動くのにも違和感があった。
けれど4日たった今は…と書いていてふと、「手書きで記録しよう」と思った。

今朝首の後ろ側をさわってみた。
どうやら首はずっと冷えているわけではなさそう。
朝は他の部分と同じように温かかった。

夕方から夜に冷えやすいのか?








このイラストを見て自分の姿勢みたいだなと思った。
だいぶ無理をして支えてくれていたんだなぁと思うのと同時に、そりゃ凝り固まるわなと納得した。
肩周りも前に引っ張られるし、前は前で窮屈になってしまっている。


座った姿勢で背中の刮痧の施術を受けていたとき、あまりの痛さに気づけば手を合わせ頭を下げた体勢をとっていた。
自然と祈りのポーズと似たような体勢になっていて、祈りのポーズは内側から生まれる自然な形なのだろうかと思ったりした。

以前、うまく呼吸ができなくて悩んでいたとき、手を胸の前に合わせて意識的に合掌のポーズをとっていた。
なんとなくやり始めたのだけれど、そのポーズをとっているときは身体の内側に一本線が通った感じになった。
いつもは感じられない空気の通り道ができたかのように、すぅーっと呼吸がしやすくて当時は思い出してはやっていた。

手って不思議でその人の内面性が質感となって現れいるような気がしている。
作られた言葉や作られた表情では隠しきれない性質が手を触れるとなんとなく伝わってくる。
そう信じているような気もするし、そう思いたいだけのような気もする。
ただ漠然と。


 私もこのジレンマに悩まされながら、長年臨床に立ってきた。その中で私自身が必要と感じるテキスト、その都度のヒラメキ、その根拠となる医学知識を、自分自身のレポートとして書き溜めてきた。それが本書の原点となる。本書の中では特に、中医学を「現代医学との共通言語で」どう説明するかに焦点を置いているが、どうにも説明がつきにくい難題に対しては、個人的な推論が挟まるのはどうかご容赦願いたい。

 私はこの書を、私自身が欲しいと思えるようなテキストにしたいと思って書き進めた。
 私と同じジレンマを抱える同業者の皆さん、新たに東洋医学を学びたいと思っている多くの方に、この書がお役に立つことを願っている。

はじめに




トークセン
https://i-thaimassage.com/product/12/

医療系トークセンとヒーリング系トークセンがあるらしい。
医療用はひたすら痛いが、ヒーリング系は心地よくて眠ってしまうようだ。
音とリズム、身体の内側への響き。

レゲエのサウンドシステムの前に立っているときと似てるなと思ったけれど、似ているようでまるでちがうかも。
音とリズム、身体に流れる血液が重低音で激しく細かく波立つ、皮膚の表面もざわめき立つ。
目には見えないけれど全身が包まれる。
音のシャワーが気持ちよくて当時よく浴びに行っていたけれど、まっくろくろすけのイメージとも少し似てるなと思った。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?