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7、8月の日常のあれこれ


🔹黒いバッタと虫博士

夏休み中に陸上練習のため学校に行く日が何度かあった。
バス停までの道のりを子どもらと歩いていると、黒いバッタを発見した。
すぐに次男が捕まえて、同じクラスの虫博士にあげるんだと言ってそのままバスに乗っていった。

帰ってきてから「バッタ渡せたの?」と尋ねたら、いつも持ち歩いている虫かごに入れてたとのこと。
虫博士は他の子からはピンク色のバッタももらったそうで、それは水筒カバーに入れていたって。


🔹真夏と血液

家族で海水浴へ。
その日は生理で出血量の多い日だった。
頭がクラクラしやすくて、身体に力が入りづらく、睡魔がすごくて寝てばかりいた。

帰ってきて義姉らにその話をしていると、姪っ子が「〇〇も血抜いたあと走ったら、フラフラして走れなかった」と言っていて、血が減っているとそんなにも影響があるのだなと姪っ子の言葉に実感させられた。

これまで生理だからといって特に行動を変えることはなかったけれど、静かに過ごす日としてもいいのかもしれない。


🔹マイエレメント

ツイートを見てこの映画を知り、その日は夫も夜から出かけると言っていたので、子らに映画の話をしてみたら彼らも行くと言う。
乗ってこなかったら別の日に行こうと思っていたのだけれど「今日タイミングいいじゃん!」となった。

"属性は違うが一緒にいたい人" と観るのにおすすめな映画。
この映画を一緒に観ると言葉は交わさなくても見えない何かが心に残って共有される…そんな気がする。


考えてみると、独身の頃から何かやりたいことを思いつくとそれに乗ってくれそうな人が頭に浮かびその人に声をかけていた。


この間、私が興味を持っているジャンルの方がパーソナリティをしているラジオに友達がゲストで出たようでそのURLが送られてきた。
ほとんど共通点がないのになぜか長い間友達であるその子が、ラジオで相変わらずの台風のような調子で話していた。

「人に拾われて導かれてここまできたので、人の誘いには断らずに乗るようにしてるんです。」

その言葉を聞いたときに、
あぁ、そっか、、誘いに乗ってくれる人がいるからあんなに楽しい時間が過ごせているんだな
心の底からそう思えたし感謝の気持ちがわいた。

それとともに相変わらずの巻き込み力だなとその子が話すラジオを聴きながら思った。



🔹チャイと出刃包丁

長男が魚さばきにハマっていたときに買った包丁の柄尻が、カルダモンに割れ目をいれるのにちょうど良く、ちがう意味で買って良かったな思っている。

自分でつくると好きな味が楽しめる。
料理も自分の好きなものが食べれるのがよいところ。

忙しくなりそうなときは具沢山のけんちん汁をつくる。
家族が疲れていそうなときにもつくったりする。
たくさん野菜が食べれるし数日持つ。

食べるとほっとする。
気分ですいとんを入れたりも。

てきとうにつくっても味が決まるからすごい料理だなと思う。


🔹ムツゴロウさん

朝起きて一階にいくと犬が全力でしっぽを振ってワンワンと吠える。
ゲージを開けると、待ってましたと言わんばかりに飛び出してきて逆ムツゴロウさん状態になる。
そんな表現力に圧倒されされる。
ほんと、いつも全力ですごい。

人間の子どもも自分の欲求に対して全力で表現していてすごいなと思う。
私が子どもっぽいせいか、目線を子どもに寄せているせいか「欠乏感」を抱えてる子に懐かれるすぎてしまうことがある。
まとわりつくような絡みつくような関係性はどうも苦手だ。
身動きがとりにくく感じるし、息苦しいなと思う。

そういうときは言葉を濁さず使うようにしている。

一緒に楽しんだり、見守ったり、一時的に近い距離感でいることはできるけれど、包み込むような深さは自分は持ち合わせていないのだと、そういう子と過ごすと感じる。

人に好かれ過ぎない方が居心地がいいなと改めて思う。


🔹おもてなし

夏休みの宿題で「おもてなしをしよう」というものがあるらしく、次男は「家族にお昼ご飯をつくる」ことにしたようだ。
チャーハンのような炒めごはんの上にオムライスのような卵焼きをのせ焼き海苔で顔がつくられていた。
レシピを見るより思いつきで作る方が好きな次男らしいお昼ご飯。

子どもの作るものって大人が真似しても別物にしかならなくて、「敵わないな」と毎回思う。
大人になると生み出せなくなるもの。


🔹フライドポテト

次男がフライドポテトをつくるといって作っていた。
細いポテトが好きな次男はコンソメ味、塩味、岩塩と。

切り目を入れたポテトを丸ごと揚げているのを見たときには驚いた。
そんな発想は自分にはなかった。
本人は失敗したといっていた。
おそらく、扇状に広がるようにしたかったのかな?



🔹官足法

noteに書くことはしなくなってしまったけれど、相変わらず足もみはしていて生活の一部になっている。

月1で足もみ教室+講座にも通っていて、共通の話題が持てることや、そのことに関して(個人の特徴に関することでも)オブラートに包まずどストレートな発言ができる場であることがありがたい。

最近ちょっとひとときだけ後悔したことがあった。
ある足もみの場で出会ったおばあちゃんが仲良くしてくれたのだけれど、たくさん持っているうちの中からもみ棒を一本くれると言ったのに私は遠慮して断ってしまった。
私が一本選んでもらったらおばあちゃんは喜んだろうに。
でも、おちゃめなおばあちゃんは旦那さんが運転する車の助手席から笑顔で手を振って帰っていった。

旦那さんとの関係性もねじれていなくてすごいなと思った。
かわいいおばあちゃんだったな。
足も素直だった。




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