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畑の磁性を上げるとは?

畑の磁性が上がるとどうなるの?

また、どのような方法があるのか。

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常磁性という水土面の機能

■常磁性という水土面の機能
火山活動によって作られた岩石は太陽光線を受けることによって、植物を成長させる力を持ち、常磁性の岩石は自然界の電磁波エネルギーを取り込み、また、それを周囲に解放することによって植物の成長に良い影響を及ぼすと考えられます。

黒体放射理論によれば、物質は太陽光線が照射され吸収されると、それを放射し、その波長はそれぞれの物質によって異なります。

例えば、花崗岩は溶岩が噴出したときの温度が200 ~ 500 度のものが多く、4~8μmの波長の電磁波を吸収しており、放射される波長も4~8μmの波長です1
また、36.5度の人間は9.65 μmを、満月は7.77 μmの 電磁波を放射します2。

さらに、電磁波の生体へ及ぼす機能に関しては、井上昌次郎教授による実験では、4~ 14 μmの電磁波をネズミに放射した結果、ネズミの体重の増加、 睡眠時間の延長など成長促進作用が確認されており、人体に関しては末梢血液循環の促進効果が確認されています3。

磁性には3種類あり、強磁性(Ferromagnetism)、常磁性(Paramagnetism)、反磁性 (Antimagnetism)です。

強磁性とは磁石に吸い付く鉄、コバルト、ニッケルなどの磁気的性質です。強磁性体の原子は磁気モーメントを持っていて、その向きが同じ方向にそろい、自ら磁化をつくっています。

また、常磁性とは外部磁場が無いときには磁化を持たず、 磁場を印加すると磁場の方向にわずかに磁化する性質をいいます。アルミニュウムや酸素 などが常磁性を示します。

反強磁性とは銅や水のように非常に弱い力で磁石から遠ざかろうとする性質をいいます。ところが、強磁性をもつ鉄も磁石にくっつかなくなる場合があります。強磁性体は小さい磁石の向きがそろっているものですが、温度を上げて、一定温 度(キュウリー温度)以上になるとその向きがバラバラになり、強磁性ではなく常磁性を 示します。また、反磁性体も強磁性体と同じように温度を上げて、ある温度(ネール温 度)以上になると、磁気モーメントがバラバラになり常磁性を示すのです。

常磁性と反磁性は非常に弱い磁場(CGS4 単位の100 万分の1の単位で測定される)を意味し、この弱く測定が難しい磁場は長期間にわたり作用します。
土や岩に常磁性が存在する場合、これを磁石の近くに置くと、糸につるした土や岩に弱い力が働き、磁石にわずかに引っ張られます。常磁性の強さとは、岩を糸につるして磁石に引っ張られる度合です。 100CGS では磁石に吸い付かず、0.5 インチが関の山で、200 ~ 300CGS では2インチは 移動し、700CGS では5~6インチ動くことになります。

博士によると、良い土(700CGS)で穀物を栽培した場合には、常磁性が反磁性の水の蒸発を抑えて保水力は5割増加し、耐寒性を増すことが分かっています5。博士はこの力を測定するための常磁性土壌測定器(PCSM:Paramagnetic Count Soil Meter: Phil Callahan Soil Meter)を開発しました。

土壌の良さは、常磁性の数値が100CGSでは貧弱、 100 ~ 300CGSは良、300 ~ 800CGS は優、800 ~ 1200CGS 以上は秀というように分類されます。土壌の常磁性が貧弱な場合には、常磁性の高い玄武岩や花崗岩など火山岩を土に入れると良くなります。

古代ケルト人が直感で理解していたことが、今や近代科学の恩 恵によって電子技術を用いてその岩石にどの位の力があるのか、測定することができるのです。


高エネルギーを前提とする近代科学と対極をなす自然を破壊しない科学として、常磁性 は生物学にとって重要であるにもかかわらず、常磁性という用語は土壌学、植物学や農学では、この言葉が見出せないと博士は指摘しています6。

ちなみに、常磁性について、藤原肇氏(地質学者。国際政治経済についての論評も多く、 ゼネラリストとして知られている。)は「日本中の科学の教科書を捜しまわっても、この パラマグネティズムを論じた本は見あたらず、生命現象にとって最も重要なものが、見落 とされているような感じがするのです7。」と同様の意見を述べています。

キャラハン博士は、同じ火山国であるアイルランドと日本で仕事をしたため、アイルラ ンドの円塔と同じように、禅寺の庭の石組の中に常磁性と反常磁性の岩石の組み合わせが あることを観察した結果、狭い国土の2つの国の農業や生活の中に常磁性の力を自然に取 り入れていることに気が付いたのです。更に、常磁性の円塔と同様に反磁性の樹木にも太 陽エネルギーを集めることができる性質があると考えています。このエネルギーは、円塔 が収集するエネルギーとは、反対の性質を持つものです8。

アイルランドやアマゾンでは森林の樹木を伐採するときに1本の樹を残して伐る風習が あります。その残った木がアンテナの役割をして太陽から電磁エネルギーを取り込み周囲 の土壌に与えます。アイルランドでは耕地の中央に残った木をフェアリー・ツリーと呼ん でいます。アマゾンのアシアリ部族は、この木をスピリット・ツリーと呼んでいます9。

わが国でも神の木を残して、伐採する木こりの伝承がありましたが、いずれも土壌にエネ ルギーを与えることを知っていて、この木を切るようなことはしなかったのです。

"高エネルギーを前提とする近代科学と対極をなす自然を破壊しない科学として、常磁性 は生物学にとって重要であるにもかかわらず、常磁性という用語は土壌学、植物学や農学では、この言葉が見出せないと博士は指摘しています"

■人と環境に優しい技術
こうした常磁性の力と関連して極低周波があります。大気中にある極低周波は落雷によ って発生した波長の長い電磁波です。極低周波は、深い地中や海中を貫通することから潜 行中の原潜の交信に海軍が使用しているものです。37500 ㎞(8Hz)という非常に長い 波長や、また、8 Hz、14Hz、21Hz、27Hz、33Hz という決まった値をとります。この極 低周波は、シューマン博士によって発見されたものであり、電離層と地表との間で存在し ています。更には、α波やβ波として知られる脳波とも一致していることが認められてい ます10。

キャラハン博士はアイルランドの常磁性の円塔が極低周波のアンテナであり、その増幅 器であると考え、測定した結果8Hz を確認しています。アイルランドの巨石遺跡でも8 Hz を確認しており、また、来日の折りには冒頭で述べた160 年続く井上醤油を訪問して、 醸造蔵で8Hz の数値を測定しています。博士は低周波が植物の生育のみならず微生物の 活性にも大きな影響を与えていると考え、Tek meter(極低周波測定器)を開発していま す。太陽光線は土中を通過しないので、土中の太陽光線は研究する必要はありませんが、 土中の極低周波は種子や根を刺激し、通過するので、むしろ太陽光線に代わって極低周波 の研究をする必要があるにもかかわらず、生理学者や生物学者からはまったく無視されて いる研究分野であると、博士は語っています11。

冒頭述べた佐藤順一氏が行った炭埋は反磁性の性質をもつ炭を埋めることによって、圃 場が吸収する電磁波や低周波を整えようとしたのです。わが国で民間農法として行われて いるこの炭埋工法に関しては、中野益男教授(帯広畜産大学)の指導で、1993 から1998 年までの北竜町、下川町、清水町など11圃場で作物収量調査が行われています。この調 査では作物の増収効果が確認されていますが、炭埋によってなぜ作物が増収するかという メカニズムについては解明されていないものの試験データーが蓄積された意義は大きいと いえます。

報告書の概要は以下のとおりです。

「炭埋施工後2年目から、作物収量は増加する傾向が認められ、その程度は平均して 10%程度です。作物毎に炭埋の効果発現までの期間に差があること、作物中のミネラル 微量要素は全体の傾向として増加の傾向がみられること、また、土壌物理性に関しては、 炭埋区は対象区に比べて、透水性、通気性、保水性が良好で団粒構造が発達していること がわかっています。さらに、土壌物理性に関しては、活性化が促進され作物成育に直接良 い影響を与え、増収につながったと考えられています。なお、炭埋による自然電位の改善 効果に関しては一部圃場では磁力が経年的に上昇する傾向(300 ~ 500nT)が認められ ましたが、差が認められない圃場もありました。結論として、炭埋によって増収し、炭埋 によって磁力が高まっています。」(農用地活性化技術検討報告書、北海道開発局、1999 年)


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磁性かんらん岩を利用して野菜作り


生物成長促進効果の確認方法

 野菜など植物の場合は、出来るだけ同一条件の下、磁気石を使用するグループと使用しないグループ(対照)の2処理で栽培すると、磁気石の生物成長促進効果を確認していただけます。

 春、夏、秋期は気温が高く2〜3週間で差が出ますが、冬期は気温が低いため2〜3ヶ月かかります。植物工場では、季節に関係なく早めに差がでます。
磁性かんらん岩の磁力の持続性について

 磁性かんらん岩は、時間が経過しても磁性が無くなることはありません。したがって、半永久的に繰り返し使えます。ただし、600℃程度の高温になると磁性は消滅(熱消磁)しますが、室温になって磁化すれば復活します。 磁性かんらん岩は、時間が経過しても磁性が無くなることはありません。したがって、半永久的に繰り返し使えます。ただし、600℃程度の高温になると磁性は消滅(熱消磁)しますが、室温になって磁化すれば復活します。
菅島磁性かんらん岩について

 弊社菅島工場(三重県鳥羽市にある離島)で生産した5号砕石(サイズ20ミリ〜13ミリ)を、磁性のあるものとないものを現在は手作業で分別し、磁性のあるものを磁化し、さらに簡単に水洗いして提供しています。
生物成長促進効果使用例

 磁性かんらん岩の生物成長促進効果は、動植物共通して期待できます。
その例として次のものがあります。
 (1)花き育苗(種から苗を育成)
 (2)各種野菜栽培(苗を収穫まで育てる)
 (3)金魚飼育
 (4)植物工場野菜栽培
 (5)給水用磁化水


トマトは反磁性体?


磁性の基礎からスピントロニクスまで

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野菜の味は堆肥の性質がそのまま出る?


炭パワー!炭の性質と特徴

炭は古代より、傷ついた動物が,炭焼小屋で静かにその傷の癒えるのを待ったといわれるほど、不思議な力があります。あのスペースシャトルにも「宇宙磁力線」のシールドとして炭素が使われています。今ではブームのようになりましたが、おいしい水を作ったり、お風呂の水をやさしくしたりと、多様な炭の効用が認められてきました。

特に千百度以上の高熱で焼かれた白炭は、その強い火勢が鋳物に重要されたほか、磁場を調節し、マイナスイオンの発生をさせたり、室内や床下を調湿したり、空気を浄化させる作用があることなどから、古くから利用されています。近年、ブームになってからは家族の健康を願ってお風呂に入れたり、炊飯時に釜にいれたり、寝室に置いて気分を落ち着かせるなど、さまざまな利用法へと発展しました。
炭のお話
日本人が炭を活用してきた歴史は古く、縄文時代にまでさかのぼるといわれています。先人たちは古くから炭のパワーを知り、さまざまな場面で利用していたそうです。
昔から神社仏閣を建立する際には、敷地に炭を埋めて除湿やシロアリ対策に役ててきました
韓国では、炭が胃腸薬として用いられています。1972年には中国で2000年前の遺跡より遺体が発掘されました。不思議なことに腐敗しない状態で、みずみずしい状態であったといい世界中の注目を浴びました。なぜこの様な状態で現代まで残せたのでしょうか?理由は、安置されたときに大量の「炭」で覆われていたからなのです。

また、京都の金閣寺では池に近いため湿気が多く、カビが発生することでその対策に苦慮していました。「炭」を床下に埋設後は建物の腐朽の進行はほとんどないということです。このように「炭」のもつ調湿作用や、防腐効果を利用して優れた効果を発揮することは間違いありません。炭は、日本が世界に誇れるすぐれた「文化」です。
炭って実は薬だった!?

実はずっと昔から牛のおなかの調子が悪いときなど、炭を食べさせて調子を整えたりといったように、家畜に炭を食べさせることは普通に行われていたのです。

炭は消化されず排泄されますが、おなかの中で炭の小さい孔がおなかを痛める原因となるもの(不純物)を吸いつけます。また、腸の内部の小さなくぼみにたまった病気の原因となるものも炭の粉が掃除してくれます。そして腸が消化できない炭を、病気の原因となるものと一緒に早く外へ追い出そうとして、追い出し運動が活発になります。排泄すると腸の中はとてもすっきりして、また新たな食欲がわいてきて沢山食べ元気になる、というしくみです。牛だけでなく、豚や鶏、その他の動物も炭を食べるのがとても好きだということも確かめられています。

動物は自分の体にいいものを本能でよく知っているのです。特に豚は炭を細かくしないで与えてもバリバリ音を立てて食べます。豚は時々固めのものをかんで歯に刺激を与えるのが好きなようです。

それから炭を動物のごはんにまぜるとにおわなくなります。炭がにおいを吸収してくれるのでしょう。森の中の鹿が住んでいるところに炭を大きい形のまま30kgくらい積んで、3ヶ月後に来てみたらどこにも炭が見当たらず、かわりに鹿の真っ黒い糞がたくさん転がっていた。という話もあります。

つまり、炭を森の中に置いておけば動物が全部食べてくれて、森が元気に育つための特上堆肥を森の中にまいてくれる。ということになります。
炭が建物に使われてきたワケ

「炭」といえば身の回りでおなじみの自然素材です。お米を炊く時に入れたり、除湿剤代わりに押入れや靴箱にいれたり、インテリアを兼ねて部屋に飾ったり、炭パワーを活用したことはありませんか?

そのような炭を建物に使用しだしたのはいつごろからだったのでしょうか?世界で最も古い木造建築といわれる法隆寺(一度火災で焼失、672年から689年に再建)の敷地や床下から大量の炭が発見されています。

なんと約1300年前には炭は建物に良いとわかっていたようです。そのほか日本最古の神社である伊勢神宮の敷地内、東大寺大仏殿の敷地内などからも大量の炭が見つかっています。石やレンガ造りでなくとも長持ちする秘訣はこの炭パワーによるところも大きかったと言えるでしょう。野菜をフレッシュに保つのも「炭効果」のひとつです。冷蔵庫にひとついかがでしょうか。

最近では土地改良の効果もあるとされています。流し下や靴箱に炭を入れておけばすっきりイヤな匂いを吸収してくれますし、冷蔵庫に入れておけば植物の実や葉の成長を早めるエチレンガスを吸収し、消臭効果の他に果物の鮮度を長持ちさせてくれます。では、炭の持つパワーで、建物を長生きさせるその効果は何だったのでしょうか?

それはやはり調湿効果です。室内には湿気がこもりやすく、タンスやベットの壁廻りはカビやダニの被害にあいやすい部分です。そこに、吸湿効果があり呼吸をするといわれる炭を置くことによって、その被害を最小限に留めることが出来たのです。炭パワーの利用とあわせ、日本では昔から建物内の風通りを考えたり、壁に漆喰を塗ったりと、日本の文化である木造の建物を長持ちさせる知恵も持ち合わせていたんですね。
炭の多孔質に驚く
原木が加熱され、炭素のかたまりと化した炭の表面を拡大して観察すると、ミクロ単位の孔が無数に発見できます。この孔は縦横無尽につながっていて、全て外気に触れています。1グラムの炭の表面積はなんと3LDKのマンションの3戸分にあたります。この炭の内部にある「多孔チューブ」の表面に水や空気が通ると有害物質が吸着され、孔内にすむ無数の微生物によって分解されてしまうのです。またこの内部に住む微生物は、土壌をアルカリ性にする作用があり、木炭を撒いた畑の作物が良く育つという事実からもうなずけます。
電子を供給する炭
老化の原因をつきつめると、物質の要素となる原子の酸化に行きつきます。酸化するということは、原子から電子が離れてしまうということです。炭素のかたまりである炭には、マイナス電子がたくさん含まれており、周りのものにその電子を供給するという性質があります。その性質を利用することによって、還元力を増し、酸化を防止するというわけです。
炭の癒し効果
寝室や居間に籐籠のようなものに炭を入れておくと、空気が澄み自然と気が落ち着いてきます。
(5~10をそれぞれ部屋の四隅に置く)

炭埋



宝石・鉱物の性質を活用した浄水器 エリクサー

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どんな味がするのだろう。
さまざまな種類の鉱石が使われているというだけでワクワクしてくる。
飲むだけで楽しくなれるそうな水。

機会が巡ってきたときには買って試してみたい。


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