イメージの治癒力
第2章 イメジュリーとは何なのか、どのような働きをするのか
第3章 イメジュリー ーーー最初の探求
自己の体験の評価
第4章 イメジュリー、ストレス、リラックス法
《思ったこと》
この本にスクリプトが書かれていることを読みはじめてから知った。7、8年前にも別の著者のスクリプトが書かれている本を読んだことがあったが、そのときのスクリプトは対処療法的なものだったように思う。
この本のスクリプトは根本から整えていく。
それを練習するための教科書みたいな本だと感じた。
改めて考えてみると、「本」というもの自体がスクリプトが散りばめてあるものなのかもしれない。
今回2つのスクリプトを試してみた。
ひとつめのスクリプトの中で好きな食べ物をイメージしたときにイメージが頭の中にリアルに浮かんだ。すると自然と口が食べ物を食べるように動き出していて、味は感じられなかったが美味しいという感覚(にんまりとするような幸福感)が起こったのが驚きだった。
ある情景をイメージする場面では自然と涙が流れて、なぜ出てくるのかわからなかった。
ふたつめのスクリプトではだんだんと身体が緩んでいくのがわかった。イメージするだけでこんなにゆるむのが不思議だったし、ゆるんだ場所はじんわりとあったかくなっていくのがおもしろかった。
身体全体がゆるんでから立ち上がったときに、言葉には表せないけれど不思議な感じがした。