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理解できない相手を理解するってむずかしいよね…

あどけなさが残る小3の次男は、最近「怒られ」が増えてきている。

例えば人とふざけ合っていて、それ以上調子にのってやったら相手は怒っちゃうよ…というとき、空気が読めるとその手前でやめたりする。
それを感じとれない次男は、相手が怒るまで全力でやってしまう。

観察眼はありそうなのだが、普段の会話でも相手の話の意図が分からず会話が噛み合わない。
さらに気持ちがすぐに違うところに向いてしまうため、それに気づいた相手が「話にならん!」と怒りだすのだ。

「怒られ」が発生すると思考停止してしまう次男は、返事さえもままならないため、考えを引き出すには時間と忍耐が必要になる。

わたしの知る限りでは、現状家族からの「怒られ」で済んでいる。
次男は怒られても、その理由を探すことなくあきらめてすぐにケロッとしてしまうため、同じようなことで「怒られ」が発生している。

そのことに対して、本人は特に気にしていないし困ってもいないため、行動は変わらない。

大きなやらかしをして心底後悔をするその日まで待つしかないのか…。


母親としては、その日が来るのをのんびり待っていられないため、次男に「怒られ」が発生したときには、その理由について本人と話し合うようにしている。
怒る人はたいてい「なんで怒られているかわかるだろ!」という体で怒ってくるが、次男は本当に分かっていなくて困った顔をして終わってしまう。
だから理由を知ることで、「こういうとき人は怒るのだ」という経験になるようにと、そんな思いで伝えている。

どうしても人は理解できないものを弾こうとしてしまうものだから、いる場所が選べないときに自由奔放な次男の良さを失わないためにも、相手を理解するということに少しでも興味が出ればいいなと思っている。


最近長男から、「◯◯(次男)はアホだから」とか「バカなんだから…」とか言われることが増えてきた。
長男自身も話が噛み合わないことで困っていて、解決しようにも次男から思ったような反応は返ってこないため、最終的にいじやけて怒ってしまうようだ。

だからか、次男は「おれはバカだけど、運動は得意なんだ♪」と無邪気に言ってくる。
親としてはなんだか複雑な気持ちになる。

そんな次男がお昼にチャーハンを作ってくれた。

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器を使って見事な3つのお山が出来上がっていて、そのあとなぜかできた隙間を余ったご飯で埋めていた。
ウィンナーが乗せられたその3つのお山は、偶然にもハートの形になった。
本人はそんなことには興味はないようで、「今日はカリカリしたところができたわ」とか「おれの味付けは薄めになっちゃうんだよなぁ」などと言っていた。

出かけていたため個別に用意した夫のチャーハンには、爪楊枝と紙とペンで日本の国旗が作られ刺してあった。

人のいいところは見た目ではわからないところにあるように思う。
その人を知って行くことで良さが見えてくるし、合わないところも見えてきたりする。

それぞれ個性があるし相性もあるから難しいこととは重々承知しているけれど、それでも敵対したり排除したりすることなくやっていけるといいなと願ってやまない。


そんな次男は最近パルクールの動画をよく見ている。
どうやら体を動かしまくって感覚をつかもうとしているようだ。
なぜか家の中でやるから、動きがかなり騒々しいのだが、あまりに生き生きとした表情をするから、大目に見ている…
(わたしの限界が来るまではね 笑)


明日はどんな1日にしますか?



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