親知らずを2本同時に抜いた話
元々4本ともまっすぐ元気に生えていた親知らず。右上だけは大学生の頃に抜いて、残り3本は放置していた。20代のうちにスッキリさせておこうと口腔外科を予約。その当日の話。
14時からの予約だった。13時前に抗生物質を飲んで準備万端。ちなみに昼ごはんにはマクドを食べた。大きな口でハンバーガーを食べるって本当に最高、とはこの時思っていなかったがそれはまた後で。
診察室に呼ばれてすぐ椅子に座り、席を倒され、麻酔を始める様子。
先生「ではね、まず頬の内側に麻酔をしていきますよ、チクッとしますからね」(口調はなんとか優しさを帯びている)
ズッキーーーーン!!!!!
こんな麻酔が痛いなんて聞いてない。この時点で痛みのピークを迎え、目から涙が止まらない。
それから2本抜歯をして縫い終わるまで15分もかからなかった。だがこの15分が永遠のように思えて仕方がなかった。そして涙が止まらなかった。とにかく麻酔が痛かった。
これを書いているのが抜歯から丸一日と8時間ほど経った頃。腫れもなくロキソプロフェンのおかげで痛みも感じずにここまで来れた。
抜いてよかったとはまだ思えないが、日頃何も考えずに口を開けてご飯を食べていたんだなぁとそんなことに思いを馳せた。当たり前のことには感謝できない、それが人間なのかもしれない。マクドを食べておいて本当に良かった、今も口はぜんぜん開かない。
そして最後に親知らず同時に2本局所麻酔で抜くのは誰にもオススメしない。同時に2本抜くのであれば静脈麻酔?点滴の麻酔をしたほうが絶対良い。あと粗品くんの動画を見ると元気が出るので絶対に見た方が良い。
来週抜糸をして、また近々残り1本親知らずを抜く。今はそんな気が全く起きないが嫌なことは全部20代に置いていこう捨てていこうの精神で何とか乗り越えようと思う。
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