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【一家に一台、銀河系最速】マイクロギャラクシー ミレニアム・ファルコン

宇宙をひとつに!

今回ご紹介するのはジャズウェア(JAZWARES)の「マイクロギャラクシー」シリーズより、ミレニアムファルコンだ!

・パッケージ

特徴的なでっかい円形シルエットが一目でわかるパッケージ。この「マイクロギャラクシー」は『スター・ウォーズ』シリーズに登場する乗り物や戦闘機、宇宙船をお手頃サイズで玩具化する新シリーズ。
ビークルは一応ノンスケールですが、人物フィギュアは1/72で統一されておりどの製品でもビークルに搭乗させることができます。要はスターウォーズ版ダイアクロンです。ダイアクロンいいよね。

大まかなギミックと他ラインナップがわかる箱裏。

・内容物

ミレニアムファルコン 銀河系でただ1機

ハン・ソロ、レイア姫、オビ=ワン、チューバッカの4名のミニフィギュアが付属。おそらくルークはXウイングに乗って出撃したので不在です。

人物フィギュアは2.5cm程度という極小サイズながらもきちっと塗装されていて、大まかな特徴を再現しています。ちゃんと身長差もありますね。

・外観 〜その最速のガラクタを見よ〜

言わずと知れた銀河系最速の宇宙船。キャラクターチョイスから察するにエピソード4版ということで、程々にボロく見えるよう汚し塗装が施されています。

劇中ではハイパージャンプの瞬間が印象的な背面。シャドーの吹き方もそれらしい雰囲気が出ています。

一応子供が遊べるオモチャのカテゴリではありますが全体的に鬼ディテール&スミ入れが徹底されていて非常に見栄えが良いです。しかしこの製品の楽しいポイントはここから。

・ギミック編 〜機能満載の貨物船〜

まずは飛行メカなら標準装備のギミックを。
底面の窪みに爪を引っ掛けて跳ね上げると…

このように着陸脚が展開。右2つ、左2つ、中央1つがそれぞれセットで可動する作りになっています。隙間部分にもしっかりディテール入り。

着陸完了!このように安定して接地できます。さらに…

昇降ハッチが展開!全然当たらない銃撃戦をしながらここに駆け込むのが定番の流れですね。

収納時はだいぶ硬めのロックがかかっており、固定用のツメの根元が白化していたので突起を少し短く切って調整しました。この辺の調整は個体差もあると思うので、実物を触りながら自己責任で試すのがオススメ。

早く乗り込んで!

なお、先述の通り乗り物の方はノンスケールなので昇降ハッチは若干小さいです。内側に空洞はあるので乗り込ませること自体は可能。臨機応変にアバウトなイメージで遊びましょう。

搭乗が済んだら操縦席へ移動してみましょう。上半分を開けると…

ここも何気にディテールが凄い。

ご覧の通り船長含め計4名まで座らせることができます。ちなみにミニフィギュアは股関節と肩が両側繋がって可動するので、自然な着席が可能。

設定上はここから船内中央部にも移動できますが、マイクロギャラクシー版ではコックピットブロックのみ独立した空洞になっています。

こういう緊急発進時はだいたい帝国軍のTIEファイターが追ってくるので、砲座に移動して迎撃に移りましょう。チューイ、操縦任せたぞ!

砲座ブロックは回転させると切り欠きがあるので引き抜くことができます。

このように座席が用意されているので…

座らせて迎撃準備完了!あとはこれを機体本体に戻すだけ。

このようにきちんと砲手が外から見えるようにセットできます。砲の旋回や仰角もつけられるので機体上面ならどこでも攻撃可能。

ちなみに底面側の砲もディテールだけは再現されてたり。

さて、追手を撒いたら束の間の休息。ここからは広い中央ブロックの内装を見ていきます。

後部や両サイドから天面外装を上に引っ張ると…

だいぶ絵面がホタテ貝。

天面パネルはそのまま取り外しておきます。裏面まで塗装されててえらいな…。

ということでこちらが内部空間。スケール的には少し狭くなっているはずですが、キャラクターを配置してもさほど違和感がなくファルコン号お馴染みの内観が再現されてますね。

謎のボードゲームで暇を潰すくつろぎ空間。コンパクトながらも寸法には余裕があり、椅子にもちゃんと座ることができます。

台パン。

奥には何やら謎のケースが散乱してます。

貨物を置いておく空間らしきもの。謎の荷物がいろいろあります。

通路部分。実は砲座にはこの開口部から入ることができる設計になっていて、内部構造の説得力を高める工夫がなされています。人間の手指でここからフィギュアを乗せるのはたぶん無理ですが、こういうこだわりが嬉しいポイント。

さらに床のパネルを外せば床下収納に身を隠すことも可能。寝かせて入れればちゃんと蓋も閉められます。ストームトルーパーのガサ入れをやり過ごせ!

・サイズ比較

いつものおふどボ&モーコンスポーンと比較。今回のミレニアムファルコンは9インチ表記ということもあり、扱いやすいボリュームとなっています。概ねサイゼのピザのサイズです。

・総評 〜新たなる規格〜

今回紹介したマイクロギャラクシー版ミレニアム・ファルコン、大きすぎず小さすぎずの手頃なボリュームに加えて、外観も内部ギミックも一通り完備しているという隙のない製品でした。国内価格も定価8000円(購入価格は6800円)でそこそこ安いと言える価格帯なのがありがたい。

SF映画界には色々な名作メカが存在しますが、激しいアクションをこなしつつも「一つの生活空間のような内装を持つ」という点で非常にユニークなのがミレニアムファルコン。
こういった特徴を反映した遊べる立体物としては非常にコストパフォーマンスの高い傑作なのではないかと思いました。一家に一台、選ぶならコレです。

また、この「マイクロギャラクシー」はスターウォーズシリーズの様々なメカを製品化していく新規格となっているため、今後のラインナップにも期待が高まるところ。
是非ここはディープなファン向けの豪華な巨大セットではなく、あくまで手軽なプレイセットとして優れたバランス感覚をこのまま発揮していってほしいですね。


あと、本来はライト&サウンドギミックが搭載されているのですが電池を買い忘れたので今回は省略します。それでは、またこんど!

(よかったら右下のハートマークを押してからハイパースペース航行してください↓)





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