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【中華謎トイ】萌趣変形恐龙/迅猛龙

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みなさ〜ん!中華玩具、集めてますか?

本日の商品は「萌趣変形恐龙」シリーズより迅猛龙です。

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まずはパッケージから見ていきましょう。「龙」はそのまま「竜・龍」の意味なので"デフォルメ変形恐竜"といったところでしょうか。パッケージ左上に書かれた「YUEXING ANIMATION」はトランスフォーマーのパチモン玩具などを数多く手掛けているメーカーです。とはいえ今回はただのコピー品ではなく、独自のギミックのある玩具として作られた模様。

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↑パッケージ下面。「星変战神」はTF系のパチモン玩具で頻出のブランド名(?)です。

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ロボットのイラストも独自のものでしょうか。なお今回購入したものは全4種のうちの1体で、04のナンバリングが与えられています。
それでは開封!

・恐竜モード

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2頭身程度にデフォルメされたかわいらしい恐竜です。モチーフはおそらくヴェロキラプトル…というかジュラシックワールドのブルーそのものです。グレーのボディに紺色の模様が特徴的ですね。

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上顎と後脚の付け根がボールジョイント、足首と前足付け根が軸可動。材質は全身光沢感のあるプラスチックで、触り心地的には日本で流通していてもおかしくないような質の良い仕上がりです。可動部の保持力も十分ですね。パチモンメーカー侮れぬ。

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付属の説明書はフルカラー両面刷りで、4種それぞれに対応した変形手順が記されています。と言ってもほとんど全種同じ構造です。というわけで…迅猛龙、変形!

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手順はとてもシンプル。無理なくパーツ移動のクリアランスを確保しているよく練られた構造です。

・ロボットモード

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4〜5頭身くらいのロボットに変形!脚や尻尾はほぼ恐竜そのままの形ながらもちゃんとロボット型に変形したなという説得力のある見た目になりました。

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恐竜モードではマスコット的な雰囲気でしたが、こちらのお顔はなかなか精悍。ちなみにラインナップ4種はそれぞれロボットモードの顔造形も異なるようです。

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首・肩・肘・股関節などが一通り可動します。肘はいかにもボールジョイントっぽい外見…ですが普通の軸可動。手首が折り曲げられた形で固定なのでポージングはやや難しめです。

・サイズについて

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どこのご家庭にもあるマクファーレントイズのMK11版スポーン(通称モーコンスポーン)やおふろでどうぶつボール(通称おふどボ)と比較。ロボットモードでも肩先端まで8cm程度とかなりお手頃サイズですね。

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さて、YUEXING ANIMATIONというメーカーはパチモンばかり作っていると先に述べましたが、この「萌趣変形恐龙」の元ネタと思しき商品がこちら。マテルの「ジュラシックワールド かみかみコレクション(海外名SNAP SQUAD)」です。顎で物を挟んで遊ぶシンプルなコンセプトのおもちゃですね。デフォルメの具合はだいぶ似せてありますが、ギミックや細部の造形は一応別物ということでコピー品とも言い切れない感じ。

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↑ロボの時は前足上げた方がかっこいいかも。

というわけで「萌趣変形恐龙/迅猛龙」のレビューでした。結構よく出来た丁寧な変形おもちゃでしたね。"暗黒ドブ通販"ことAliExpressで300円くらいで買えるので欲しい方はぜひ探してみてはいかがでしょうか。ちなみに私は03のディロフォサウルスを注文したはずなのにこいつが届きました。それでは、またこんど。

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