不調な時のお守り的存在「症状別 はじめての自力整体」
今回は矢上裕さんのご著書「DVD3分から始める 症状別 はじめての自力整体」について紹介します。
この本に書かれている動きを行って1年半になりますが、だいぶ体調が良くなってきました。ただ私は教室に通ったことはなく、この本に書かれていることを全て守っているわけでもありません。やり方が悪いのか、毎日健康であるわけでもありません。
そういう意味でまだ改善の余地が多くあるのですが、自力整体について一般人からの情報が少ない気がするので、少しでもご参考になればと思い共有します。またこれは私の一体験に過ぎませんので、そこはご了承いただければ嬉しいです。
１．「自力整体」とは何か？
「自力整体」とは「慢性的な不調の改善と予防を目的とした自己治療法の一つ」と説明されています。
自力整体のホームページの説明を以下引用します。
慢性的な不調の改善と予防を目的とした自己治療法の一つとして、一般的な整体治療と違い、治療師の施術を受ける治療ではなく自分自身で行うのが特徴です。整体治療家である矢上 裕が、東洋医学の指圧や整体技術をベースに1989年に発案。
※予防医学とは、生涯を通じて病気になり医療をうけることのないような心身を作るための考え方・生き方・暮らし方の研究です。
２．「症状別 はじめての自力整体」の好きな所
自力整体の本はたくさん出ていて、何冊か読みました。その中でも、この本は短時間で行える方法が載っているので取り入れやすいと感じています。別の本のDVDでは1回が約60分でしたが、この本は1回20分ほどの方法が載っています。
ただこの本の説明で「症状別に、手軽にできる自力整体を紹介」しているけれど「本当はじっくりと時間をかけて、自分のカラダと向き合ってほしいと考えています」と矢上さんは書かれています。また自力整体のホームページには「自力整体のプログラムは90分で組み立てられています。」と説明されているので、この本はお試しなのかなと思っています。
「症状別 はじめての自力整体」の本の内容紹介は以下です。
内容紹介
累計30万部超の矢上裕の「自力整体」シリーズ。はじめての方でも安心しておうちでできる「教室そのまま」DVD付。
誰にでもできる簡単な運動で自分自身の体を整え健康な体に変えていく「自力整体」。自然治癒力が増し、足腰の痛みや肩こり、高血圧や糖尿病、冷え性などが本当に治ります。体の内側と外側の両面からキレイになっていきます。
実技レッスンは、DVDの先生の動きに合わせて、体を動かすだけで良いので、安心して取り組めます。
３．改善したこと
2020年4月から体調が著しく悪くなり、それ以来ほぼ毎晩寝る前に自力整体をしています。時間は10分から30分です。その日の体調や、時間的余裕によって変えています。
人によって効果やそれがいつ頃からで始めるのかは違うと思うのですが、私は始めて1ヶ月で寝つきが良くなりました。それに肩こりが緩和したりお腹の調子が良くなったりしました。
とはいえ、私はまだ自力整体を活かしきれていないと思います。ストレスがあると夜中の3時ごろに目が覚めてそれから眠れなくなったり、身体に不調が出ます。毎日健康という状態ではありません。ただ昔よりは良くなったことに注目するようにして、続けています。
４．面白いところ
自力整体の面白いところは、自分の感覚を優先するところです。別の本のＤＶＤでは、好きなように肩を回してください、といったことを矢上さんが仰ったり。好きなようにと言われて最初は戸惑ったものの、矢上さんの動きを真似しながら自分の身体の反応を観察すると、確かに動かすと特に気持ちいい部分があることに気づきました。
また自力整体をしていると、自然に深呼吸が増えたり、あくびが増えることも驚きでした。水分をとりすぎた日は、自力整体をしている間中ずっと涙が出ています。
５．その他
私はまだこの自力整体を活かしきれていないと思っています。例えばこの本では自力整体と共に「整食法」という食べ方で気をつける点も書かれています。そこでは朝食抜きがおすすめされているのですが、私には合わず、ストレスで過食してしまいかえって体調を悪くしてしまいました。
ただ夜に空腹の状態で自力整体を行うために、夕食を控えるようになりました。仕事から帰るとお腹がすきますが、デカフェなど温かい飲み物をとるとたいてい気持ちが静まります。
またこの本で色々な身体の動かし方を学んで、痛みに対する気持ちも変わりました。前は痛みが出ると、絶望的な気持ちになって、薬を買ったり、マッサージを予約したりしていました。ただ今は、自分で身体を動かすようになりました。例えば会社のトイレでも、肩こりに効く自力整体をこっそりしたりしています。少し身体を動かすだけですが、楽になります。
６．私の取り入れ方
どのように生活に取り入れたかについて書きます。
まず本の中で、自分の不調に関するページの説明を読みます。そしてその部分の動かし方をDVDで1回見ます。その後、実際DVDと一緒に身体を動かします。3回くらいすると覚えるので、後はDVDの音声をスマホで録音し、それを流して自力整体をしています。
私はパソコンでDVDを見ているので毎回起動するのが面倒で毎日しなくなってしまうのと、自分の感覚だけで行うとせっかちなので身体を伸ばしきらずに終えてしますので、音声を聴いています。ただ定期的にDVDを見返して、自分の方法がずれていないかも確認しています。
７．おわりに
完全に自力整体を活かしきれていない私が体験を書くと、誤解を与えるかなと思って迷っていました。ただ今週久しぶりに真夜中に目が覚めて眠れず、自力整体を20分行ったところ、何だか安心してその後眠ることが出来ました。困ったときに、自分で何か出来るって本当にいいなあと思ったので、書くことにしました。あくまで一体験談として、参考にしていただけると嬉しいです。
今回改めて調べてみて、朝ごはんを少し軽くしたり、休日にもう少し長めの自力整体に取り組んだり、まだ出来ることはあるなと分かりました。前向きな気持ちに慣れて良かったなーと思いつつ、これから無理のない範囲で取り入れていきたいです。