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ただの雑談- ソーイング・ビーがやっぱり好きだと叫びたい現状など

今回はソーイング・ビー4について書きます。決勝戦が終わったらまとめ記事を書く予定なのですが、今週の展開のインパクト強すぎて…どうにもこうにも気持ちを持て余すので、準決勝終わった現時点で語らせて下さい…。

出場者の名前は出しませんが、何かが醸し出されるかもなので、ネタバレが嫌な方は読まない方が良いかもしれません。

1.脱落していくのが悲しすぎる

今週の脱落者が好きだったので悲しくて泣きましたが、その前の脱落者も好きで泣いたので、もう毎回泣いていることに気付きました。

そういう番組構成で、審査があるからこそ緊張感が保てるとは分かっているのですが、「少しの失敗で脱落なんて…悲しすぎる。もう見るのやめようかなああ…」と毎回思います。

2.しかしそれを上回る楽しさがある

ただ今のところ、悲しさよりも楽しさが多いのでかろうじて見ています。デザインや個々の人柄も楽しいのですが、出場者が良い方向に変わっていくのもじんわり嬉しくなります。

例えば、最初からその人らしい服を作る傾向にあった人が、回を重ねて技術を磨いて、更に洗練された個性的な服を作るようになっていたり。
または技術は抜群だったけれどある意味型通りの服を作りがちだった人が、縫製がバッチリで大胆な発想な服を作るようになったり。

私は型紙よりリメイクの服の方が、遥かに見ていて楽しいのですが、インパクトのあるデザインは高い裁縫技術がないと成り立たないことを毎回痛感します。

ただ出場者を見ていて、技術は練習すれば身につくことも感じるので、この番組は大きく成長するための過酷な集中講座のようなものかもしれません。

3.イギリスと日本の違いを知れて楽しい

意図的なのか分かりませんが、日本だったら違う展開になるなーと思うのも面白いです。

例えば出場者の裁縫以外の情報についての扱い方についてです。男性の出場者が男性パートナーの話題を出すことがあります。ただ女性出場者が「私の夫が」と言っても、男性出場者が「僕の夫が」といっても同じ扱いがされている気がします。年齢もほとんど話題になりません。

BBCが公共放送だからかもしれませんが、番組を「ドラマチック」に演出したければ、もっと出場者の特徴的な部分を取り上げられると思います。でもそれはせず、あくまで重要なのは出場者の作品、という態度が一貫していて見てて清々しいです。

4.どんな声を吹き替えているかも面白い

時間に余裕がある時は、吹き替え無しで番組を見直すのですが、本人の声と日本語に吹き替える声優さんの声の違いが結構あって面白いです。それは本人の見た目や性格から、声優さんの声が選ばれているのかなと妄想が進むからです。

例えば司会のジョーさんの日本語の吹き替えは、ジョーさんの性格にぴったりの明るくて爽やかな声なのですが、実際のジョーさんの声の第一印象は、より深みがあり色っぽいのです。どっちも好きなのですが、全体の印象が違ってくるのが面白いなーと思います。

5.さいごに

まあ一言でいうと、「超楽しい。毎週見てしまう。」なのに、色々と語ってしまいそうなのでこの辺で。
決勝戦の結果がどうなるのであれ、出場者には自分のソーイングを追求してほしいなあと思います。誰が優勝しても嬉しいし、心からおめでとう&お疲れ様という気持ちです。

毎回好きなことに関する真摯な奮闘を見て、励まされるので、この番組のすごさを実感しつつ、私は書くことに関してその気持ちを持ち続けたいと思うのでした。