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藤野英人さんのスリッパの法則を読んで学んだこと

賢く豊かに暮らしていくことを目指してInstagramで活動している素敵ママなるぞー(@sutekimama_naruzo)です。 

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今回は、藤野英人さん著の『スリッパの法則 プロの投資家が明かす「伸びる会社·ダメな会社」の見分け方』を読んで学んだことをまとめてみました。


著者は投資信託「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」等を扱うレオスキャピタルワークスの創業者であり代表取締役会長兼社長、最高投資責任者(CIO)です。以下のカンブリア宮殿を見ると著者やひふみについて知ることができます。

https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/cambria/vod/post_126343/?sc_cid=txbiz_sns


(今回のnoteで使用した以下の写真はすべて「2017年2月16日 「カンブリア宮殿」“日本の投資”に変革を―カリスマが明かす投資術!」より引用、イラストはイラストやより引用。)

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◆藤野さんはどのようにして伸びる会社とダメな会社を見分けられるようになったのか?

藤野さんはファンドマネージャーとして今まで全国にある約5000もの会社を自分で訪問し、経営者と直接話をした上で投資先としてふさわしいかどうか判断してきた。その中で企業をみるときの法則を発見していったのです。

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では、ここからは私の中で特に印象に残った法則とそこから得た学びや考えたことをいくつか紹介していきます。

法則

 ①自分の過去の苦労話にインタビューの大半をさく社長の将来性は乏しい

社長から苦労話ばかりアピールされるのはすでに目標を達成してしまったからで、投資したいと思うのは現在何をやっているかを熱心に語り、将来のビジョンについて語る経営者であると著者は言います。

私はこれは社長に限った話ではないと感じました。その人が生きてきた歴史、経験、それが今につながっているのだから、過去がどうでもいいとは思いません。でも過去の栄光にすがっている人より、今を懸命に生き、未来を語る人の方が魅力的である。私はそういう生き方をしたいと思いました。

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 ②優秀な会社の経営者はメモ魔

常に情報に敏感で、メモを取ろうと準備をしている姿勢や心構えを持ち、貪欲に学ぼう、成長しようという心を持つか持たないかが大切だと著者は言います。

これも経営者だけでなくみんなに言えるではないでしょうか。日常生活の中に学びや成長、成功へのチャンスが転がっています。そのチャンスを生かすためにメモは重要だと思います。

私もメモは好きでけっこうする方です。手段としてはiPhoneのメモ、手帳、Instagramのストーリー、note。メモする内容は、

 ⑴目標設定→目標達成のためのto doを書き出す→振り返り→改善点を考える→次の目標設定

これはiPhoneのメモを使って月に1回必ずやるのを半年前から始めて、生活の質が大きく向上しました。

昨年末から週単位のハビットトラッカーも始めました。やり方は、手帳のweeklyページを使い、1週間毎に習慣にしたい項目を決めて書き込む。毎日簡単に振り返りできた項目には◯をつける。週末は1週間を通した振り返りと次週の項目を決める。

ハビットトラッカーはInstagramでるるこさん(@ruruko.workingmom)の投稿を見たのをきっかけに始めた。るるこさんのハビットトラッカーの投稿もぜひご覧下さい。

 ⑵自分が残しておきたい情報の記録&自分はどう感じてどう生かすのか

 ⑶自分のモヤモヤとした感情や思考を一度書き出し、客観的に眺め、解決策を冷静に考える

メモに関する本も色々出ているので、メモの活用が上手くいってない、もしくはもっと改良したいと思っている方はそれらを読むのもいいかもしれません。

こちら↓のサイトはメモ術に関するオススメ本について簡潔にまとめてくれています。https://tsutomeninpanda.com/tyomatome-memo-osusume-hon

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③社長室の豪華さとその会社の成長性は反比例

会社のお金を浪費することは投資家や従業員に背くことであると著者は言います。

これは家計にも言えることではないかと私は思いました。我が家は夫婦共働きなのもあり、別財布で管理→家族口座に定額入金というスタイルをとっています。家族口座にあるお金を使って日々の食料や日用品など生活に必要なものを買っているわけですが、私がそのお金を浪費することは夫に背くことにつながるのかとハッとさせられました。自分のお金以上に家族のお金は大切に使いたいと強く思いました。

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④社内では、スリッパに履きかえる会社に投資すると、不思議に儲からない

会社は家と同じと経営者が意識しているとすれば、それは悪しき家族習慣であり、靴を脱ぐことで会社のオープンさが失われると著者は言います。

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私はこの話から仕事をする時の姿勢を見直しました。例えばデスクワークをしていて集中力が切れてきた時などにお菓子を食べながら仕事をするということがあったのですが、これはスリッパの話と同様良くないなと思いました。デスクでは作業に集中し、お菓子を食べたい時は休憩スペースへ行きリフレッシュする、そういうケジメをつけたいと思います。

「公私混同しない」は仕事をする上で大切なことだと思います。

⑤トイレの汚い会社への投資は必ず損をする

トイレの状態は社員のモラルを反映すると著者は言います。

トイレと共に洗面所も使う人のモラルがよく現れる場所だと思います。2年前、旅行で少しお安めの宿に泊まったら、大浴場の洗面台が夜も朝も髪の毛が沢山落ちていたり、周りがビショビショに濡れていて気分がとても悪かった思い出があります。

家のトイレや洗面所をこまめに掃除するのはもちろんですが、外でトイレや洗面所を利用する際はその後に使う人のことを考えて綺麗に使うことを心がけたいものです。

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また書籍の中で「トイレ掃除、机周りの整頓、工場の清掃の徹底は経営コンサルタントが厳しく指導するところで生産性に大きな差がある。」という記述がありました。自宅のテーブル、職場のデスクともに作業時以外は何も置かないくらいの気持ちでスッキリさせて生産性を上げたいと思いました。

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今回私が紹介した法則はほんの一部で本の中では67もの法則が書かれています。興味を持っていただけた方は本もぜひ読んでみてください。スリッパの法則以外にも藤野英人さんは沢山の本を出しているので、気になったものをぜひチェックしてみてください!

貴重なお時間を割いて私のnoteを読んでくださり心より感謝いたします!少しでも役に立った、読んでよかったと思えたらスキ(右下のハートマーク)も押してくれるととっても喜びます!!