見出し画像

ヤップ島の伝統文化に触れよう!

「カダイ村カルチャーツアー」 ヤップ島での伝統文化の1つに触れられる機会のツアーです!

スタートはカダイ村の入り口から。ヤップ島伝統衣装をまとった女性と一緒に、ヤップ島の歴史を感じる石畳の小道を歩きます。その女性は上半身裸でカラフルな腰箕姿です(写真参照ください)。裸だからといって変に感じる事は全く無く、服を着ている我々よりもとても生き生きして見えます!南の島の成人女性によく見られるちょっと横にサイズが大きな方なのですが、その方が歩くたびにその腰箕が左右に綺麗に振れ艶やかです。

その腰箕はハイビスカスやココナッツなどの繊維から作られていて、その長さはくるぶしくらい。色は緑・黄色・赤・白ととても目立つ色彩です。後でダンスを見る機会があるのですが、その腰箕姿の女性が横一列で踊る姿には見とれてしまうほどの美しさがあります。

また、その女性の肩にはローカルの方の外出時には欠かせないバスケットも掛けられています。大きさは横幅 約70cm~80cmくらい、縦は30cmくらい、生のココヤシの葉を上手く折り重ねて作られています。これは近所を出歩くときの簡易バスケットだそうで、我々のショルダーバックのような感じでの用途だと思います。中身は失礼に当たりますから見ませんでしたが、多分 ビンロウジュ(紙タバコ ヤシ科の植物の実を噛む習慣でタバコのような嗜好品)が入っているんでは・・・と想像です。

石畳の小道は幅がだいたい1.5メートル位で歩き易いように、石(30cm平方メートルくらいの表面が平らになっているものがほとんどで、石質は川によく転がっているツルツルの石をイメージされるとピッタリです)を綺麗に敷き詰めています。その石と石の間には自然に苔が生えていて、石と苔のじゅうたんの小道という感じです。

実はこのツアーに参加する前に別の石畳の小道に既に訪れる機会があって、その時は少しでもこの小道を肌で感じられればと思い、裸足になって歩いてました。しっとりとした肌触りというか足触りで、昔から長い年月を掛けてヤップの方々に守られ利用されてきた古き良きもの!と肌で感じられ気持ちも厳かになったのを思い出します。

コンクリートの道からは決して感じる事が出来ない深みと奥ゆかしさを感じます。小道の両サイドはブッシュで高い木々で覆われている為、自然の天蓋アーチとなっています。=日差しも木漏れ日程度です。ですので、石畳の小道はとても静かな空間です。鳥の声なども耳に入ってきて自然散策をしているかのような感じにいつの間にかなってしまいます。次ページへ続く・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?