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とても艶やかな女性の衣装!

女性の上半身は裸なのですが、首からは男性がしていた貝のネックレスではなく、幅5センチくらいの恐らくこれもハイビスカスやココヤシの葉から作った、赤・黄・緑の色でデザインもそれぞれで異なる(こちらはレイという表現が正しいと思います)その様なものを掛けています。ただ、皆が全員掛けているのではなく、小さな子供は何も掛けていないですし、大人の女性の中にはレイではなく、葉っぱを綺麗に結んで首飾りのようにして掛けている女性もいます。何か意味があるのだと思いますが・・・。

そして、皆が一様にカラフルな腰箕をつけています。小さな女の子も全く同じ井出達で、とっても可愛く思えてしまいます(写真参照ください)。その中の1人の女の子にお母さんだと思うのですが、ターメリックという黄色いオイルのようなものをカラダに塗ってあげています。何故これを塗ってもらってるの?と尋ねると恥ずかしがって答えてくれませんでしたが、とても綺麗に見えるからかな~と解釈です。日本で言えば舞妓さんのオシロイのようなものなのでしょう。→ 身体に塗ることで、身体が清められるという意味があるのだそうです。

彼らの衣装に関しては、誰か1人が目立って派手な衣装にしている。という様な事は無いようで、これは皆で平等に集団で生活している。という現われと思います。日本では俺が俺がで浮いていて注目されることが良いような変な風習が蔓延してしまってますので、とても心地よく感じます。

ペバイの前では昔の生活スタイルの実演がスタートしてますよ。女性達が円になってココヤシの葉でバックを作ったり、敷物(日本では座布団)、カゴなどを作ってます。これらの仕事は女性達の役割なのでしょう。小さい女の子達も同様に同じものを作ってますね。男性は入ってませんでした。一方で男性は力仕事のココナッツ割りやビンロウの樹に登ってビンロウの実をとる実践を見せてくれています。いずれも朝飯前のお安い御用なのでしょう。無駄なくテキパキとこなしています。次ページへ続く・・・。

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