教えて!三浦監督
プロ野球の監督業は難しい
落合はその采配を非情と言われ、随分叩かれた
その真意は、のちに鈴木忠平の渾身の評伝で語られるのだけれど
今、分からないのはべイスターズの三浦監督
開幕投手を務めた石田が、4月18日の巨人戦、8回まで好投し、あと9回を投げ切れば、プロ入り初完封というところで、石田に打席が回ってきたその場面
石田は、ベンチでプロテクターを付け、打席に立つ気満々の構え
そこで三浦監督は代打を送る
打者はあえなく凡退
それ以降、石田は1勝も上げられていない
そして、今日、7月11日、久々の倉敷での公式戦
ベイスターズには岡山出身の選手が二人
佐野と柴田
NHKBSで全国中継され、放送内で何度もそのことが取り上げられる
佐野は中軸選手なのでスタメン
柴田はスタメンではなくとも、試合途中で起用されることの多い選手
テレビ画面は折に触れ、ベンチの柴田の様子を映し出す
試合の序盤、ベンチで笑顔で試合展開を見守る柴田
試合は回を重ね、残念ながらベイスターズの敗色濃厚
柴田の出番ないまま8回、先頭打者がピッチャーというところで代打
しかし、柴田の名前は告げられない
打者は凡退
テレビ画面に映し出される柴田の顔
平静を装うその目は光を失っている
その裏の守り
守備にも定評ある柴田の起用があるか…
けっきょく、地元での公式戦にまったく出場する機会ないまま球場を後にすることに
今は、この後の柴田の活躍を祈るばかり
監督業は難しいのだろう
きっと