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【アドセンス】居住者証明書の書き方・郵送申請の方法【シンガポール税務情報】

※2/24/2/3改稿

この記事では、Google Adsense(アドセンス)で「シンガポール税務情報(税法上の居住者証明書)」を求められた方にむけ、申請書の書き方・郵送での申請方法、取得後のGoogleへの提出までを丁寧に解説します。

Googleアドセンスで収益化を図ってるブロガー、Youtuberのみなさんは必見ですよ!

「なんのこと?」という方。

23年末あたりから話題になってるコレのことですよ。


私は2023/12/18に、マイナンバーカードをスキャンしてアップロード送付。

いったん受理されたものの、NGでした。

ま、そうかな、と思ってはいましたが。

税務上の正式書類とはいいがたいですし、そもそも日本語ですしね。

というわけで、年も明け、忘れないうちに……と、対応することにしました。


一応、私、海外取引してる会社の経理マンでして。

居住者証明も会社のは何度もとってるから、バッチリ任せてください!

【2024/1/16追記】
無事、税務署から受け取ることができ、Googleにも提出・受理され、警告表示が消えました!

【筆者の場合】
2024/01/10(水)申請書作成
2024/01/11(木)朝 税務署のポストへ投函
2024/01/15(月)自宅に郵送され受理
2024/01/16(火)Googleに提出、無事に受理

Googleアドセンスで収益化してる方で、「え?何それ?」って方は、ログインして「お支払情報」を確認してみてくださいね。

先ほどの画像のとおり、警告表示が出てたら、対応が必要です。

(出てなくても、いずれ対応必要って聞きますよね)



居住者証明って何?

郵送で取り寄せだのなんだのの前にですね。

「居住者証明って何よ?」って方へ。ご存知の方はすっ飛ばしてどぞ。

国税庁ホームページではこう言ってます。

わが国と租税条約を締結している国等において、わが国の居住者が租税条約に基づく租税の減免等を受けるため、租税条約の相手国等の権限ある当局に対して、わが国の居住者証明書を提出する必要が生じたときは、所轄の税務署で証明請求を行うことができます。

国税庁タックスアンサー「No.9210 居住者証明書の請求」

うん、ちょっと何言ってるかわかんない、ですよね(笑)

ちょっとだけかみくだくと、こういうこと。


租税条約

  • 「租税条約」は、海外に進出した企業(個人で収益を得てる人も対象)が、日本と海外、どちらで税金を払うか決めた条約

  • 両方で課税=二重課税にならないようにすることで、お互いの国の投資や経済活動をより活発にすることが目的


居住者証明

  • 「居住者証明」は、交付請求した人が、日本で所得税(法人なら法人税)を納めてます(税務上の居住地が日本)ってことの証明

  • 日本の税務署が発行して、租税条約の相手国の税務署が確認する書類


提出しないとどうなるの?

  • 日本にも相手国(今回ならシンガポール)にも税金を納めることになる

  • 相手国の税金分は、源泉される(支払時に差し引かれる)

  • 二重に払う必要ない!のに!!

※私は税理士ではないから、もっとくわしいことをちゃんと知りたい人は、税務署の職員さんにおたずねくださいね。


居住者証明交付請求書の書き方

①郵送請求にいるもの

  • 居住者証明書交付請求書 2部(税務署控分と返信分)

  • 顔写真入りの身分証(免許証かマイナカード)

  • 封筒(長形3号なら、A4を3つ折りで入れられるね)

  • 返信用封筒(同サイズ、自分の住所氏名書いて、84円切手貼ってね)

住民票を求められる場合もあります。

確定申告してる人は求められないようですよ。

私は、一昨年までふるさと納税もあって確定申告してましたが、昨年はワンストップ特例を使用して確定申告はせず。

所轄の税務署に聞くのが早いんですが、とりあえず「なし」で送ってみました。

取りに行ってる時間ないし、いらないなら無駄な出費だし、必要なら電話くるはず。

【2024/1/16追記】
住民票の追加提出は求められませんでした。


②フォーマットをダウンロード

申請フォーマットは、以下の国税庁ホームページからダウンロードできます。

No.9210 居住者証明書の請求

スクロールすると、少し下の方に、以下のリンクがあるから、「1.租税条約等の締結国に・・・」って方をダウンロード。

入力版でも、手書き版でも、好きな方使ってください。

印刷(記入)は、忘れずに2部してくださいね。


③必要事項記入

まず右肩から。

  • 請求日(書類を投函する日でOK)

  • 住所(郵便番号不要。上段に日本語、下段に英語)

  • 氏名(1行目にフリガナ、2行目に漢字・かな、3行目に英語)

  • 電話番号(照会連絡受けられる番号で)

住所英訳に不安がある人は、以下のリンク先を活用してみてください。

住所英訳サイト「君に届け」

なお、印鑑は不要です。


次は左上。


  • 税務署長あて名(自分が住んでる地域の管轄税務署)

  • 代理人欄は、自分で申請するならブランクでOK

所轄税務署は以下のリンクから調べてくださいね。

国税庁ホームページ「税務署の所在地など知りたい方」


最後、ボディの部分。

  • 提出先の国名等(「シンガポール Singapore」と記入)

  • 対象期間(ブランクでOK)

  • 申述事項(3項目全部にチェック)

  • 証明書の請求枚数(1枚でOK)

  • 整理番号(ブランクでOK)

それより下段は記入不要です(税務署側が書く欄です)

書けたら封筒に入れて、所轄税務署に送りましょう。

ちなみに、私は税務署が近いため、直接税務署のポストに投函しました(=送料無料)。


証明書が届いたら

証明書は、交付までに1~2週間かかります。

無事届いたら、Googleアドセンスの申請画面にアップロードしましょう。

そもそも、申請してない方は、以下の動画、わかりやすかったですよ。

※動画内ではマイナンバーカードをアップロードするように説明してるけど、居住者証明が必要なので、読み替えて視聴してくださいね。


再提出の方はこちらの記事を、お役立てください。

※2024/1/16、筆者が実際に、受領した証明書をGoogleに提出、OKされるまでの手順・経過をまとめました。


居住者証明書の申請書 早く書いて郵送で取り寄せよう!

この記事では、Google Adsense(アドセンス)で「シンガポール税務情報(税法上の居住者証明書)」を求められた方にむけ、申請書の書き方・郵送での申請方法を解説しました。

支払い保留されたりとか、払う必要のない税金を源泉されちゃうとか、とにかくトラブルのもとでしかない本件。

面倒だし、よくわからんし・・・と思いますよね。

わがる。わがりますよ。でも、やっときましょ、さっさと。

これでもたぶん遅いんじゃないかなぁ、私。

「まだ」って方に、少しでもお役にたてば幸いです。

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ではまた。

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