見出し画像

親の反対で結婚を諦める人たち

自分の人生とはいえど

今、あるいは過去に親からの反対で結婚を諦めた人はたくさんいると思うの。
様々な葛藤があっても、最後に別れを決めたのが自分自身だと言えれば良いなと思う。

反対されても押し切ってその相手と結婚した自分と、
思い止まって親が喜ぶような人と結婚した自分の、
両方を経験することは出来ないから、どちらが幸せだったかなんて一生分からない。

人生は選択の連続だから、良い選択をすることが常に出来ればいいのにと思いながらも、いつも自分の選択には後悔がつきもの。

親の心配は案外当たっている

お子さんの結婚のことを心配して、会員さんに内緒で直接電話を掛けてこられる親御さんもいる。

そういう時は、お見合いというもので出会ったのにご心配をお掛けして本当に申し訳ないと思うの。
お見合いというものは、そもそも釣り合いの取れた二人が出会うものという前提があるから。
実際には、出会いの最初は条件しかわからないので、深いところはお付き合いしながら二人で擦り合わせして行くしかないの。

親にとっては、「バツイチがダメ」とか、「学歴が気に入らない」とか、
主には世間体で反対することが多いけれど、中には正しい反対もあるの。
我が子のことを一番知っているのは親だから、不幸になることを予見しているのにわざわざ間違った道を歩かせたいとは思わない。
多くの反対された結婚が、その後、予見通りに離婚になっているということも真実だから。

でも、もし反対したことで息子や娘が一生独身だったら?
それはそれで、きっと後悔するんだろうと思う。
それでもこの人だけはダメという時に、本気で反対するんだと思うの。

親のエゴか子供を思ってのことか

見るべきところは、結局そういうことなんだろうと思う。
世間体が悪いからと反対されても、それは親の問題であってあなたの問題ではない。
あなたが堂々と自分の愛した人と結婚すると言えれば、何も問題はないのではないかと思う。

ただし、この人はこうだから結婚すると苦労すると思う、とか
人生経験を積んだ立場からみればよくわかるのよ、と言われた時は
一旦クールダウンして、親の視線で相手をみることも大事なの。

親も自分のエゴで反対したんじゃないかと冷静になって思い直せば、少し長期戦にはなってもいずれは賛成してくれるようになるはず。
親は我が子の幸せを第一に考えているから。

実際に最初は反対されても、徐々に理解してもらい結婚して、とても幸せなご夫婦になった方々もいる。

恋愛はできても結婚には向かない人もいる

結婚は一時の情熱が冷めても延々と続くものだから、冷めてからが大事なの。

人として尊敬できるとか、
この人は本当に温かいとか優しいとか、
私を大事にしてくれるとか、
一緒にいて居心地がいいとか、

結局は良い友人になれるような人と結婚出来れば最高なんだと思うの。
最初は静かに始まって、相手を深く知るほどにどんどん愛情が深まって行くような人が結婚相手として最高の人。

大好きな人とは結婚は出来なかったからこそ、いつまでも心の中に甘酸っぱい美しい思い出として残すことが出来る。
その両方を経験できるなんて贅沢なことかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?