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【研究】事業承継自己診断チェックシート|日本政策金融公庫

本記事では、日本政策金融公庫が「事業の未来を描くためのつなぐノート」として提供している「事業承継自己診断チェックシート」についてご紹介いたします。


出典:日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/finance/jigyosyokei/pdf/tsunagu_b.pdf


出典:日本政策金融公庫

質問数は、9問です。「はい」か「いいえ」で答える形でチエッックを行うことで、診断を行う形になっています。

事業承継自己診断チェックシート


Q1事業承継計画を実施し、中長期な目標やビジョンを設定して、経営を行っていますか?

Q2経営上の悩みや課題について、身近に相談できる支援機関や専門家はいますか?

Q3後継者の育成や技術等の伝承といった具体的な事業承継の準備を進めていますか?

Q4役員や従業員、取引先等の社内外の関係者から、事業承継への理解や協力が得られるように、準備していますか?

Q5法務面や税務面、資金面等について、将来の事業承継を見据えた対策を進めていますか?

Q6後継者の決定や育成、ご自身の退任時期の決定等の事業承継の準備に、計画的に取り組むための期間は十分にありますか?

Q7後継者候補に事業承継の意思を確認する時期や、まだ確認していない理由は明確ですか?(後継者候補が若く、意思を確認するには早すぎる等)

Q8第三に事業を譲り渡す(企業売却・事業譲渡等)ことを考えたことはありますか?

Q9第三者に事業を譲り渡す場合の相手先の候補はいますか?



感想

 本記事では、日本政策金融公庫が「事業の未来を描くためのつなぐノート」として提供している「事業承継自己診断チェックシート」についてまとめさせていただきました。
 診断は、本当の事業承継の道を進める上での、はじめの一歩となります。理想のあるべき姿を描き、現状とのギャップで「問題」を明らかにして、自社にとって必要な具体的な「解決策」は何であるのかを考えることが必要になります。本書は、自己診断という形で提供されていましたが、ひとりで考えることが難しい場合には、信頼できる専門家と一緒に考えてみると良いと感じました。


最後までお読みいただきありがとうございます。


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