コルダに対する葛藤

以前金色のコルダやったよ〜!という記事を書いた。いまだにやっている。2021年にした買い物の中で間違いなくベスト3に入る。1位をあげたいところではあるが、iPadといい勝負をしておりいまだに決められていない。

1から始めて4以外は全部買った。当時月森蓮のカードが出るということでスタオケも始めた。かなりのスピードでずぶずぶとコルダに落とされたと思う。1と3はほぼ全キャラクターのエンディングを見て今はASの神南をやっている。

間違いなく金色のコルダ、だいすきになってしまった。
しまった、と書いたのは欠点があるからだ。


その欠点というのはあまりにもテキストや空気感、世界観が良すぎることである。


だって自分にはこれ書けないよ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


自分は二次創作のオタクである。基本イラストだけど…まあたま〜〜に漫画をかくしイラストに吹き出しをつけてキャラクターに喋らせることもある。

コルダだとこれができない。


だってもう完成されているから。

余談だが人の二次創作を見るのはだいすきである。最高。もっとみんな描いてくれ。金色のコルダ スターライトオーケストラは基本無料のソシャゲなので手軽に始めることができるから触れてみてほしい。そしてあわよくば二次創作をしてほしい。余談終わり。

ただ自分が描こう!とすると葛藤が生まれる。


だって、どのキャラクターも頭が良すぎるのである。

音楽なんてピアノを小学生の時に3年くらい嫌がりながらやってた人間だから、音楽と生きている彼らの使う音楽用語なんてほぼわからない。ゲーム内の辞書機能を愛している。おそらくあれがないとわからない部分が半分くらいある。
そんな自分がこのゲームを愛せるのは音楽のことをちょっとだけ知りたいなと思えるつくりだからだろう。隙があるとすぐに誉めてしまう…恐ろしいな


加えて彼らは単純に頭が良い。全員が恐ろしいほどの語彙で音楽に対する姿勢について語るしその語彙で主人公の音楽についても語ってくる。
天然キャラですみたいな顔をしている(実際たしかにそういう面もある)志水くんもめちゃくちゃ頭が良い。そこが大好きだ…頭のいい人間が自分はこの上なくすきだ。大好きだが二次創作をする上ではこの上なく苦しい。そんな頭のいい志水桂一という人間が大好きだから…崩したくない…

正直言ってどのコンテンツでもこの葛藤はある。が、テキストや空気感や人間性の構築がコルダはダントツで好みであり、これを自分もやりたいという気持ちがいっとう強い。強いから苦しい。
当たり前だが絶対にこの原作を超えられることはない。

でも、超えられないけど描きたいし、何かを作ろうとする気力がコルダをやってると勝手に出てくる。出てくるけど二次創作に出力することがうまくできないから今noteを書いている。苦しい…(2回目)


次に何か書くときにはちゃんと金色のコルダというゲームの話をもっと書きたい。もっと自分の中の金色のコルダという作品を言葉で表せるようになっていたい。
自分の趣味は周りの人に布教をすることなのだが(相手に興味を持ってもらうというゴール地点がないとうまく喋れないだけ)これも難しい。空気感を説明することが…キャラクターの一言では言えない人間性や葛藤を説明することが…そんなところがすきだ、金色のコルダ

本当に好きだ。好きだから苦しい………(3回目)


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