「思考が浅い」と思われてしまう原因を考える
転職活動中の知人に聞いた話です。
某大手企業の最終選考まで行き、面接を受けたが結果は不合格
不合格の理由を尋ねると
思考が浅いから
と言われたそうです。
なぜ思考が浅いと思われたのか
原因を探るべく、面接の内容を聞いたところ
何年後にどうなってたい？理由は？
その成功体験はなんで得ることができたの？
なんで失敗したの？理由は？
みたいな感じだったそうです。
どうやらそれに対してうまく答えられなかったみたいです。
例えば成功体験が
営業成績で日本一になった
だとして、その理由を聞かれたら
日本一になりたいと思ったから
と答えていたようです。
おそらく面接官側が求めていたのは
具体的な取り組み、段階的な目標設定などの
エピソードだったと考えられます。
しかし、気持ちの面での返答しかできなかったため
思考が浅い
と評価されてしまったのです。
そう考えると
こいつはできるやつだな
と思わせるには
具体的な取り組みはもちろん、数字を用いた分かりやすい説明能力が必要です。
熱い思いはあるのに、なかなか相手に伝わらない
という人、結構いると思います。
そして、そういう人ほど
気持ちが足りなかったのか
と間違った分析をしがちです。
足りていないのは気持ちではなく
上手に伝える力
です。
その力を養うためにできることは
面倒だけれど
自分が話せるエピソードをより具体的に段階的にブラッシュアップすることです。
例えば
数年前に〇〇をして〜
ではなく
20〇〇年〇月からこのような取り組みをして〜
のように日付を明確にするだけでも
その話の精度って上がるんです。
単純ですけど本当のことです。
試してみてください。
とはいえ
とはいえですよ。
あくまでそれができるのは
努力したからです。
日本一になりたいと思ったから
日本一になれるのは
天才です。
だって日本一になりたいという
熱い思いだけでそれを実現しちゃうのだから。
この世界で、目標に及ばず夢を諦めた人がどれだけいるんだって考えたら
相当すごいことですよ。
相当すごいんだけど
採用する側からしたら
リスク
なのかもしれませんね。
であれば、計算で結果を出す人を採った方がアンパイですから。
そう思われるためには
日々の会話でも言葉選びをして
自分の言葉を磨く必要があるでしょう。
まあでも
目標に対して一直線に努力することができて
それを達成する人には憧れます。
どちらかといえば私は邪道なので。
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