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#54:ITストラテジスト受験記(2021/4/18受験速報)

こんにちは。2021/4/18にITストラテジスト試験(略称、ST試験)を受けてきたものです。

4/19現在に記載。受験記速報 ←だから何?

昨日ついに初受験。というか、そもそも情報処理試験自体が初めてです。ITに関わって約20年ですが、これまで試験に一切興味なし。それがなぜかいきなりITストラテジスト。

それはともかく昨日受けてきたばかりなので、覚えてるうちにざっと振り返ります。

午前I(9:30-10:20)

少し電車の駅から遠い、のどかな大学が受験会場でした。しかもST試験は、隅の校舎の最果ての教室。たどり着くのが第一関門。

20名程度のキャパの教室に約1/3程度の受験者数。たぶん30〜50代のおじさんのみという、何とも偏った試験会場でした。試験監督の大学生の若さだけが際立つ感じでした。

試験開始すると、少しずつ焦り始めます。

何だか過去問少なくない?

試験対策は応用の午前過去問をぐるぐる周回してるだけなので、過去問を外すと終わります。でもウダウダ悩んでも仕方ないので、何とか仕上げて、途中退出できないので瞑想に。

帰宅後にネットで答え合せ(正しいかは?)で午前Iの自己採点は26/30。ほっと一息。もし解答が少しズレてても、この範囲なら大丈夫そうです。ちなみに拾った回答もご参考まで。※

※4/19追記 IPAの解答出たので差し替え↓

午前II(10:50-11:30)

次は午前II。午前Iの手応えが浅く、少し不安になりつつ開始。そういえば、午前IIからは午前I免除の人が来て総勢11名くらいになっていた。

逆に斜め前に座っていた白髪混じりのおじさんは居なくなっている。今日は午前I免除取りに来たのか、なるほど。とか、関係ないことも考えつつ、それでも25問のマークシートなので、どんなにゆっくりやっても時間は余る。

しかも、しっかり悩んで回答を変えた問題に限って間違う傾向。なので、直感に従って最初の回答に固執した方が良い。今回もまた答え合わせしながらそんなことを思った。

これも帰宅後にネットで拾った解答と照らし合わせると、午前IIは自己採点で17/25。うーん、ギリギリ。というか、この解答が間違ってたらヤバいかもしれない。あと2問でアウト。(※改めてIPAの解答で答え合わせすると、何とか17か18はありそう、ふぅー…。)

問題数がそれほど多くないだけに、ひとつずつの比重が大きい。数打って当たる身としては、いっそ50問くらいにしてほしい。一応解答。※

※4/19追記 IPAの解答出たので差し替え↓

午後I(12:30-14:00)

少し軽めに朝コンビニで買ったサンドイッチをランチに食べた。それにしても良い天気で暖かく、緑の多いキャンパスだったので日向ぼっこしてるとそのまま昼寝したい気持ちになった。

少し脳を働かせるため、遠回りしながら散歩しつつ教室に戻る。午前II終わった後も、ひとり受験生が減っていた。それにしても、爽やかな春風とおっさん達。大学生の試験監督の人たちにはもっとウキウキするバイトをしてほしい。1日張り付いていくらになるんだろう?

と、どうでも良いことを無駄に考えて試験前の10分を過ごす。試験開始10分以上前から儀式が始まり身動きがとれなくなるため、その間は特に妄想が膨らむ。とにかく午後Iが始まった。

解答用紙を見た時から、問題数の多そうな問2は何か嫌だったので、問1でタクシー会社の話と問3の印刷会社写真事業の話をチョイス。時間を気にしながら問題用紙に線を引きまくる。

わりとタクシーが余裕を持って終わったので、順調に写真事業へ。小中学校の行事やら卒アルやらの撮影、制作、販売代行の話は、小学生の子を持つ親としてはすんなり飲み込みやすい。

しかも低学年の時は、授業参観のついでに写真を選んでたのに、最近はwebアルバムになったなーとか。そういう学校での業務効率化が行われてたんだーと妙に感心。他人の子の顔にボカシまでかかるかな?とか余計な妄想もしつつ。

あれ?そのうち、3、4名途中退出し始めた。今年は割とライトな感じだったんだろうか?自分が選んだ2問もさすがに6割はイケる気がする。(これであとでノックアウトしてたら…w)

論文前にコーヒー飲んで、コンビニで買ったチョコでも食べようかと思いつき、15分前くらいにギリギリで途中退出。10分切ると途中退出できないので、ほぼ最後の途中退出だったはず。

午後II(14:30-16:30)

ついに来た。最後の大ボス。2時間、3,000字の論文試験。いや、これ単独試験でも成り立つレベルのボリューム。最後に来るところがまた。

いや、しかし先程まさかの途中退出で、温かい陽を浴びて、コーヒーとガーナで癒された。もうあとは、力尽きるまでやるしかない。ここに来るまでに3回ほど論文書いたので、ペースも何となく掴んでいる。

早速、問題用紙と解答用紙を見る。まず最初に解答用紙の案件プロフィール欄がしっかりあって少し驚いた。工数、金額規模、期間までばっちり書くし、サーバ構成まで。(リサーチ不足)まあ適当に書きつつ、DXの問題もある中、クラサバ構成を選べるのには驚いた。

それは良いとして、問1はDX。問2はステークホルダー間の意見調整。用意したシナリオが現行ビジネスをひっくり返すほどのものではないため、問2を選択。DX全盛になると、なかなかこれまで経験したプロジェクトでは、もう太刀打ちできなくなるのかもと、少し不安になる。

ステークホルダーの意見相違は準備シナリオにはなかったものの、よくあるビジネス部門とIT部門のサービス選定時のいざこざをでっち上げて何とか書き切った。

時計を見ると、またもや残り15分。規定の文字数にも達しているし、この後に何か消して書き直す気力もない。精魂尽きたということで、潔く途中退出して、今回の試験は終了となった。

最後に

まあ皆さんよくこんな過酷な試験を、というのが受け終わった後の素直な感想。どの区分でも1日を通して試験に取り組むだけでもすごい。それは体力や集中力に少しガタが出始めたら40代のおっさんの戯言か。とにかく、これを何度も受けてる人は偉い。

最後は見直しする気力すら、全て吸い取られていた。ストラテジストに限らず、情報処理試験を受験した皆さん、お疲れ様でした❗️

ほんと良い結果だといいですね。(自分も)

それではまた結果分かり次第、報告します。(ここまで学習記録と受験記を書いてみたのでたとえ落ちてても、きっちりと結果までは書きたいと思います)

ひとまず、今日は長文をお読みいただきありがとうございます😭

サポートなんて恐れ多いので、代わりにコメントいただけたら嬉しいです。