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中小企業診断士試験の勉強時間と得点(私の場合)

あまり一般的じゃないかもしれない、中小企業診断士試験合格法シリーズです。
きょうは私の診断士試験の勉強時間と得点がどうだったか書きます。勉強時間と得点は、人による差が大きいので、このnoteは「参考にする」というよりは、「清水の場合はそうだったんだ(でも、自分は違う)」という風に、単なる一受験生の結果の記録として読んでください。

1次試験の勉強時間と得点

1次試験の総勉強時間は634時間、点数は528点でした。
1次試験の狙いは、しっかり勉強して高得点を狙う、でしたから、全体としてはまぁまぁうまく行ったと思います。
内訳を下に載せます。クリックすると拡大するはずです。

1次試験の勉強時間と得点

全体としてはうまく行きましたけど、個別に見ると、失敗したところもありますので、そのあたりを書いていきます。

勉強を開始したのは2020年10月。でも、テキストをダラダラ読んでいるだけで、1月末までは、実質勉強していないのと同じです。

本格的に勉強を始めたのは、2021年1月末。企業経営理論から始めて、財務・会計→経済学・経済政策と勉強を進めました。この順番は、通信教育「診断士ゼミナール」の科目順です。この時期は、経済学・経済政策が苦手で、かなり時間をとられていました。
5月からやっと運営管理の勉強に入り、中小企業経営・政策にも手を付けました。7月に入って、やっと経営法務に手を付けます。

私の1次の失敗その1は、いわゆる暗記3兄弟に手を付けるのが遅すぎたことです。私は経営情報システムはノー勉強でもOKなくらいだったので、私にとっては、実質暗記2兄弟です。まぁいずれにしても、暗記物を始めるのが遅すぎました。結果として、中小企業経営・政策は60点を切ることになりました。
暗記3兄弟は直前に詰め込む、と言われますが、それは間違いです。いわゆる暗記物は、長時間かけて少しずつ触れていき、薄い層を積み重ねるように勉強していきます。つまり、長期にわたり、少しずつでもいいから頻繁に触れる状態でなければいけません。直前の詰め込みでは歯が立たないんです。それなのに、私は結果的に直前詰め込み型になりました。結果的に合格でしたけど、これは非常に危ういです。こんな危うい橋を渡ってはいけません。

1次の失敗その2は、空白期間を作ったことです。具体的には、企業経営理論、3月まで勉強して、その後2か月間まったく触れず、5月になって戻ってきたときには、それまでの勉強、かなり抜けてました。7科目あるので大変ですが、1つ1つの科目で、途中にあまり間を開けないようにした方が良いですね。

1次試験については、↓下のnoteも読んでみてください。

2次試験の勉強時間と得点

2次試験の総勉強時間は211時間、点数は244点でした。
2次試験の狙いも1次試験と同じように、しっかり勉強して高得点を狙う、でしたが、2次試験は、まったくうまく行きませんでした。
内訳を下に載せます。

2次試験の勉強時間と得点

2次試験は、失敗の要因はハッキリしています。1次試験後の2か月の迷走期間です。8月9月の勉強時間、めちゃくちゃ少ないですね。
私は、1次試験終了まで、2次の勉強ゼロでした。本当に1ページたりとも勉強していません。そしてどうなったかというと、勉強しても何をどうすれば良いのか分からないんですね。「金城順之介の過去問総ざらい道場」に出会うまで迷走しまくって、まともな勉強は事例Ⅳだけでした。
かなり危うい感じで、ギリギリ合格ですね。

基本的に、2次の勉強は1次が終わってからでも大丈夫です。でも、危なげなく合格するためには、1次試験終了後に2次の勉強を全力で始めなければいけません。迷走している時間はないんです。
そのためにどうするか。
1次の勉強期間中に、1日だけ、2次の過去問を解く時間を作ってください。代わりに模試を受けるのでも良いでしょう。どちらでも良いから、とにかく2次試験1年分を時間もその通りに解いてみてください。答え合わせは不要です。受けるだけで良いので、「2次試験ってこんなしけんなんだ」っていうのを知っておくんです。それだけで、スタートダッシュ全然違ってきます。そして、1次試験が終わった瞬間に、「ジュンノスケのざらい」から2次の勉強を始めると、もっとスムーズに合格できるはずです。

2次試験については、↓下のノートも読んでみてください。

さて、私の場合はそんな感じでした。
はじめにも書きましたが、勉強時間と得点は人による差が大きいので、「こうしなきゃダメ」っていうことがほとんどありません。でも、私のいくつかの失敗を見て頂いて、少なくともその失敗はしないようにする、という点で参考になればと思います。


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