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モダン建築の旅

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日本のあちこち、世界のあちこち。訪ね歩いたモダンな建築たち。
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#ホテル

〈NENDO SEES KYOTO〉

ここのところ、なぜか東海、関西方面に仕事が多くて、品川起点に新幹線で行ったりしている。 仕事で行ったり来たりしているだけでは、なんだかもったいないなと思うので、ついつい寄り道も多くなる。 ある意味、寄り道してなんぼの業界で仕事しているので、寄り道には積極的だ。 と、自己肯定。 1月のとある日。 仕事を終え阪急電車に乗って、ちょっとだけ小雨模様の京都に投宿。 ここのところホテルは大浴場付きとほぼ決めていて、自称コスパ最高のドーミーインが多いのだけれど、この時は大浴場ありか

多摩川沿いにあるちょっと海外な感じのホテルに泊まってみた。

[The WAREHOUSE 川崎キングスカイフロント東急REIホテル] 設計/建築企画・デザイン監修・内装・監理:窪田建築都市研究所 職業柄、出張に行く回数は多いのですが、だいたいは立地と機能優先でホテルを選ぶ。 最近では最優先事項は、大浴場付き。w 余談だがドーミーインはほんとにコスパがよい。夜鳴きそばもあるし。w とはいうものの、アンテナに引っかかった“新しめ”のホテルについては気になるので、いつか泊まってみたいと思っているわけで。 川崎大師に用事があったので、その

アンダーズ東京(トニー・チー|緒方慎一郎)|港区虎ノ門

〈2020.11.23訪問〉 前々から一度は泊まってみたかったホテル。 ハイアットのライフスタイル・ホテル・ブランド「アンダーズ」(Andaz)。 ヒンディー語で「パーソナル・スタイル」を意味しているそうです。 設計を担当したトニー・チー氏は自らを「バウハウスの影響を受けたモダニスト」とおっしゃっているらしく、機能的で美しい空間。 アンダーズ東京では、ミレニアル世代にとっても、ベビーブーマー世代にとっても居心地の良い空間を目指したということ。 なるほど。 特にびっくりす

CLASKA、閉館へ。 2010.11.21

<2010年11月21日 訪問> 最近、なんだかさみしい話が多い...。 秋ですね。 目黒通りの Hotel CLASKA が、 2020年12月20日で閉館ということを知ってしまった。 デザインホテルの先駆けとして、 2003年開業。 文化がまたひとつ消えていく... 時を戻そう。 写真は2010年。 今から10年前に宿泊した時、 たしか、 OLYMPUSのコンデジで撮った写真。 フィナーレを迎える前に、 もういちど泊まりたいな。 では、また。

スイデンテラス(坂茂)/山形県鶴岡市

<2019年5月10日 訪問> 建築家坂茂さんの設計、ショウナイホテル スイデンテラス。 山形県の鶴岡市にあります。 のどかな田園風景が広がるこの場所を訪れたのは昨年のちょうど今頃。 5月10日。 まさに田植えが始まるタイミング。 何をするわけでもなく、水をたたえた水田を眺め、露天風呂に浸かり、ライブラリーラウンジで書棚の本を選んで時間をすごす。 ぼくが一番美しいと思う時間は、朝。 だんだんと明るくなってくる朝の水田に映る、風景。 この上なく贅沢な時間。 今頃はまた