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モダン建築の旅

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日本のあちこち、世界のあちこち。訪ね歩いたモダンな建築たち。
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#写真好きな人と繋がりたい

浜松市秋野不矩美術館(藤森照信)|静岡県浜松市

〈2020.09.04訪問〉 旅の三原則。 目的(地)をつくる。 経由地を見つける。 大まかな時間配分でだらだら歩く。 今回の旅。 目的:天浜線に乗る。 経由地:建築家藤森照信さんが設計した美術館。 そして、だらだら歩く途中で、おいしい飯。 〈天浜線〉 天浜(てんはま)線をご存知でしょうか? 天竜浜名湖鉄道。 掛川駅から天竜川を越えて浜名湖に至る、 内陸を行くローカル線。 小雨が降り、 お客さんもまばら。 でも車内にも、窓からの風景にも、 なんだかふんわりと暖かな

CLASKA、閉館へ。 2010.11.21

<2010年11月21日 訪問> 最近、なんだかさみしい話が多い...。 秋ですね。 目黒通りの Hotel CLASKA が、 2020年12月20日で閉館ということを知ってしまった。 デザインホテルの先駆けとして、 2003年開業。 文化がまたひとつ消えていく... 時を戻そう。 写真は2010年。 今から10年前に宿泊した時、 たしか、 OLYMPUSのコンデジで撮った写真。 フィナーレを迎える前に、 もういちど泊まりたいな。 では、また。

中村キースヘリング美術館(北川原温建築都市研究所)| 山梨県北杜市

<2020年8月17日 訪問> 暑いですね。 8月20日が誕生日ということもあって、先週末はじつは八ヶ岳に行っていました。 ご紹介したいのは、八ヶ岳の森の中にひっそりと隠れている穴場美術館。 中村キース・ヘリング美術館 山梨県北杜市 キース・ヘリングは、アンディ・ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカのモダンアートを代表するアーティスト。 シンプルな線とヴィヴィッドなカラーで構成された作品群。 この美術館では、たっぷり、のんびり見ることが可能です。

ラ・ロッシュ邸(ル・コルビュジエ)/パリ

<2013年6月7日 訪問> パリの閑静な住宅地にある「ラ・ロッシュ邸」。 ル・コルビュジエの初期の作品。 袋小路を進み、住宅街の中にひっそりとあるこの家。 ラ・ロッシュさんは絵画のコレクターで、絵画を飾るための邸宅設計をル・コルビュジエに依頼したそうです。 自然光をたっぷりと取り入れた空間。 吹き抜けのギャラリー。 ひとつひとつ丁寧にデザインされた細部の造作。 シンプルな色使い。 生活の匂いがたっぷり。 こんな家に住んでみたいなあ、とため息がでる邸宅でした。 コ