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【厳選】未経験から外資系消費財マーケに転職して役に立ったマーケティング本19冊。


To Cで事業会社でマーケティングやりたい!!の熱意で潜り込んだマーケの世界。
焦りながらヒーヒー恥をかきながら恥肉になった本のメモです。

■想定読者
•これからToCの消費財マーケティングやりたい。転職希望or新卒の方。

•現在支援会社に所属しており、クライアントがマーケティング、メディア関連の部署で、クライアントの満足度と共に取引額を上げたい方。

■こんな方はターゲット外
•既にマーケティングでの実務経験が数年ある。
•ToBのマーケティングに関心、従事されている方。

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1、顧客起点マーケティング

ノート並に書き込みながら何回も再読してる本。
マーケティング的な「アイデア」とは何か?自分がどこまで変えられて、責任の範疇を理解することができる良書。

結局、マーケティングの具体的な4Pを束ねるのはアイデアで、これで?本当に誰が?買ってくださるの?それはなぜ?という問いにシンプルに答えられる事が大切。
まずアイデアがあって、その次にリーチとかGRP的な話になるべきで、まずは顧客の心が動くことを教えてくれる一冊。
後半は市場をセグメントして、ブランディングと販促の検証にも触れられていて、自社のKPIの策定にも応用できる。

2、いい戦略、悪い戦略

上司に「それはタクティクスだよ」と言われた自分自身に悔しくて、「じゃあストラテジー立ててください」と喉元まで出かかった時、自分が全体戦略を立てると決意した時に読んだ本。

題名通り、いい戦略とは?〇〇、悪い戦略とは?〇〇とリズムよく解説されていて、ストーリーとしての競争戦略と合わせて読むと理解が深まる。ただこれを読んで戦略が立てられるわけではなく、自社と他社の今の戦略を俯瞰して自分の解釈や、解像度が高まる。もちろん立てるためのベースにもなる。

3、マーケティングプロフェッショナルの視点 明日から仕事がうまくいく24のヒント

ファネルに対する考え方を覆してくれる一冊。特に数字で出やすい認知率とか多ければ多いほど良しとする価値観から抜け出したいと思いながら、説得力が自分の中にない時に役立つ。

4、なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―


とにかくもう戦略がわかんねーーと言う時に読んでハッとさせられた本。
戦略は〇〇があるから立てられる。その〇〇とは?に答えてくれるロジカルなエッセイ。

5、The Art of Marketingマーケティングの技法―パーセプションフロー・モデル全解説

資生堂のマーケティングの方から紹介いただいた本。代理店へのブリーフもまんまこの本通りだった。

6、ストーリーとしての競争戦略

楠木さんのこの本は色々事業会社に来て上に思うことと共感した一冊。
タイトル通り自分の立てた戦略に面白がれる人間こそがいい戦略を立てられると言うシンプルな話。楠木さんは他の書評系の本もいいけど、この一冊にエッセンスが詰まっていて何度も再読に耐え得る本。
題名に負けないストーリの良さで、言葉の使い方、社内資料に盛り込むセンテンスも参考にできる良書。

7、WHYから始めよ


「何をどうやって」と言う話に終始するMTGで、成果に繋がらないタスクが生み出される事に徒労感を感じていた時読んだ本。
WHYを問う事は本質的で人を動かすパワーがあります。
Whyを問うことこそマネージャーの仕事と痛感。


8、無印良品のPDCA


無印のブランディングに注目される中、オペレーションにフォーカスした前社長の本。
やり切るまで追いかける姿勢は普遍的。


9、マーケティングマインドのみがき方

著者の岸田さんは東大からパルコに入社したザ、コンサル!という方ではなく、生活者視点が多く、結局買いたい気持ちを作るんだよと王道を教えてくれる一冊。実務に疲れた時にサプリ的におすすめ。

10、星野リゾートの教科書


マーケティングで数字的な成果を出すには、戦略と実行のための組織の二つが噛み合ってこそ。星野さんはブランド戦略と実行の方。自分の考えに確信を持てない時に、本の通りにやりましたという星野さんの言葉が背中を後押してくれる。星野さんが参考にされた本が数十冊紹介されているのでブックリストとしてもおすすめ。

11、小霜さん三部作
代理店へのブリーフ、提案を受ける際に参考になった本。取り上げられる具体例は古くなっているが、仰りたい事は事業会社の中にいても共感できる本質的内容

12、人と組織を効果的に動かすKPIマネジメント


数字的な評価から逃れられないのがサラリーマン。
自分が追いかけるKPIがちゃんと事業全体にインパクトあるのか?と説明するために参考になった本。


13、グロービスMBAマーケティング

根本的なマーケティングの全体像を俯瞰するのにいい本。王道のフレームを理解するのにおすすめ。というか4pとか3cとかしょうじき実務であまり使わない。

14、カプフェレ教授のラグジュアリー論


PG系の本を読んで実務をやる中で、どうもしっくりこない中でたどり着いた本。簡単に言うとラグジュアリーは、関与度の低い消費財とは全然違うよねと言う本。
デジタルに関する記述もあって、課題を感じるところをまずはつまみ読みするのがおすすめ。

15、仮説思考

言わずと知れた内田先生の御本。
コンサルではないけど、戦略の立て方はすごく似ていてやり方の参考になる。
社内説得がしやすくなったし、代理店へのレポート作成依頼もスムーズになった。

16、人と組織を動かす企画力


言葉を重くしたい時に読んだ本。現実を変える企画とは何か?田坂さんの本は就活の時に読んだ以来だが、この本が実務で一番役にあったし、スッキリさせてくれる。

17、目的ドリブンの思考法


目的からブレると何をしてもお金を生み出さないゴミ仕事になる厳しさ。
目的がまずあり、何を目標として、どう達成するか。かならずこの順番で考えることの原理原則。実行フェーズについても後半触れられており実務への応用も自分の課題に擬えて理解しやすい。

18、外資系コンサルのスライド作成術


山口さんの名著。スライドを作れば作るほどこの本の旨みが身体に染み込む感じるほどの保存版

19、Google流資料作成術


これもいい本。数時間ですぐに読めるの即効性あり。賢い人から優しい言葉で大切なことを語られる感じで疲れている時におすすめ。


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次、マーケティングの「センス」って何?的な話もしたいと思います。


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