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虫垂炎(盲腸)体験記2 手術~退院

手術が終わりベッドに寝たまま病室へ戻されました。
麻酔は切れて意識はありますが、体が非常にだるくてしばらくほぼ動くことなくベッドに横たわっていました。
手術のキズは痛むものの我慢できないほどではありませんでした。ちなみに手術は内視鏡や鉗子を三か所から入れて行いました。そのうち一か所はへそを使います。ですのでキズが残るのは2か所だけですがそれも1cm程度ですのでほぼ目立ちません。

手術が終わってから2時間後に看護師の方に、水を少し飲んで立ち上がって歩くように言われました。
やや足がもつれる感じはしましたが、ゆっくりであれば一人で歩けました。以降は自由に水を飲んだりトイレに行ってもよいとの事でした。
ただ、そのあたりでの体調ですが相変わらず体がだるいのと肩がかなり痛かったです。両肩とも強烈な肩こりのような痛みでした。
これは腹腔鏡手術特有の症状だそうです。お腹に炭酸ガスを入れて膨らませて手術するそうなのですが、その際に横隔膜が押し上げられる事で肩につながっている神経を刺激してしまうのが原因らしいです。
この肩こりのような痛みは二日間程度続きました。
体のだるさと肩こりもあり1日目はほぼ何もせずにベッドで過ごしました。痛み止めも処方されましたが、痛くて寝れないというほどでもなかったので結局飲んでいません。

手術翌日はキズの痛みもかなり軽減されてきました。この日は血液検査やレントゲン検査があった以外は特にやることもなく、院内をちょっと歩いたり読書をして過ごしました。
ご飯は朝から普通に食べれました。

3日目はもう退院です。あっという間でした。事前に会計は済ませておいたので朝ごはんを食べてから、お医者さんの回診を受けてナースステーションに挨拶をして退院しました。
若干、体のだるさもありましたので大事をとってタクシーで自宅まで帰りました。
この時点でほぼ不自由なく日常生活を送れる状態ですが手術の影響でお腹全体に違和感があってこれは2週間くらい続きました。
幸いな事にリモートワークが認められている会社ですのでリモートワークでフルタイムで仕事はしました。
もし、満員電車で通勤しなくてはいけないような会社だったら2,3日は休んでいたと思います。

この後は2週間後に病院に行って、血液検査を受けて問題ないということで一連の治療は完了となりました。
入院、手術などいろいろあったので正直、ほっとしました。

典型的な虫垂炎の治療を経験したと思います。私の体験がどなたかの役にたてれば嬉しいです。

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