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触れる言葉を変える

こんにちは。


僕は毎朝
「いい言葉に触れる」
という習慣を行っています。


言葉の持つ力を借りて、
理想の自分に少しずつ変化させていくために
毎朝その日一日大切に生きる名言や格言を決めています。

“心は言葉で作られる”
とも言いますしね。


僕が今日選んだのは
元海軍元帥 山本五十六の言葉




「やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」



戦前から戦時中にかけて海軍を率いた
山本五十六のリーダーとして大切にしてきたあり方が現れていますね。


僕はこの名言の中で特にポイントだと思う箇所が3つあります。

・やってみせ、言って聞かせ
・ほめてやらねば、人は動かじ
・信頼せねば、人は実らず


①やってみせ、言って聞かせ

リーダーというと
部下たちに口頭で指示を出して動かせようとするイメージがあります。

もちろん、リーダーになるくらいの人物なので過去に素晴らしい結果を作ってきたことがあるかもしれません。


しかし、その昔の輝かしい姿を見ていない人たちからすると「口だけのリーダー」と思い、
「この人について行きたいと思わない」
と感じることもあるかもしれません。


一方で山本五十六は
「まず自分が率先してやってみせる」
それから口頭で指示を出し、組織を動かしていきます。

自分の現役度を見せつけることで
「この人は口だけじゃない、ついて行きたい!」と思いますよね。



②ほめてやらねば人は動かじ


ある経営者の方から
「人は理屈では動かない。人は気分感情の生き物だから感情を動かすことが大切」

と教えてもらいました。

「褒める」という行為には
相手の“自己重要感を高める”
という効果があります。

自己重要感とは
“自分は必要な存在である”
と自らを思えることで、心の豊かさにつながると言われています。


ただ上辺だけを褒めるのではなく、その人の内面や人柄を褒めると与えることのできる自己重要感はより大きくなります。

褒めることができるというのは、常日頃相手のことを気にかけて接しているからこそできることですよね。

関わる人が増えてくるリーダーこそ1人1人としっかりと向き合い、繊細なコミュニケーション能力が求められてくるのですね。



③信頼せねば、人は実らず。

“他人を信じる”
ということは言葉でいう以上にハードルが高いものだなと感じます。

信じれば裏切られ、傷つくこもあります。

裏切られることを恐れずに、まずは自分から相手を信じること。
信じることは自分次第でできることです。

人を育てるための第一歩は

「目の前の人の可能性を信じること」






山本五十六は太平洋戦争の引き金となった真珠湾攻撃を指揮した人物でもありますが、
実は戦前は、アメリカと戦うことを避けようと尽力していた人物でもあります。

波乱の時代の中、海軍のトップとしてどんな思いで日本の未来を背負って戦っていたのでしょうか。



この格言を胸に、今日も一日頑張ります。

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