劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン見てきました(ネタバレあり)
公開二日目に見てきました(舞台挨拶付きの)
完成させてくださってありがとうございました。
全力で京アニに感謝を伝えたい。
サクッと感想
ヴァイオレットほんとうに素敵な淑女になって…という親のような気持ちでスタッフロール見てました。
少佐が生きてた時は、え…マジで。とは正直思いましたが、まぁでも一つの物語の終わりとしてよかった。よかった。
あと開始5分で泣いた映画は初めてでした。あれは反則です😂
ヴァイオレットの手紙の最後の一文
見終わって、少し不満というか疑問だったのが
ヴァイオレットの口から「愛してる」を少佐に伝えてないこと。
結局少佐に宛てた手紙でも、最後の海のシーンでもでてこない。
この作品の核になってる「愛してる」という言葉。そしてそれを伝えるっていうのは絶対シーンとしてあると思ってたのでビックリしました。(ユリスの「思ってるだけ?」というセリフも出てきましたしね)
ただ上映後の石立監督の舞台挨拶で氷解しました。
ヴァイオレットがギルベルトに宛てて書いた最後の手紙に、改行されている一文があります。あれ実はセリフで読み上げてないんです。
(中略)
それがそれまで意固地に会わないと言い続けていたギルベルトが走り出すに至る原動力になるような最後の一言が書いてあります。
公式HP:公開記念舞台挨拶オフィシャルレポート
それは気づかないw演出が細かいなー
音の演出
音の使い方がすごい印象的でした。
特にヴァイオレットが自室で少佐を思い出すシーンは、環境音もなく無音なんですよね。心の機微を感じ取れてとてもよかった。
表現しないことで、それを表現するってすごい。
1つ1つの音が心に残る感じが、なんとなくリズと青い鳥と思い出して。
調べて見たらどちらも音響監督を鶴岡陽太さんという方がされていたのですね。なんだかこういう発見があると嬉しい。
一つ気になったシーン
一番最初、轍のある道だけが写っているシーン。
そして最後、そこを歩くヴァイオレットのシーン。
全体的に薄暗くてネガティブな印象を受けたんですが、あれにはどういう意図が隠されているんでしょうね?👀
この感情の名前
いろんな作品なんでもそうなんですが、
見終わって、数日後ふと考えることがあって。
このあと、どういう人生送ったんだろう
あの人との結婚はどんな式なんだろう
子供はどんな感じなのかな
喧嘩とかしたのかな
どんな晩年を過ごしたのかな
人生最後の日はどういうふうに迎えたんだろう
でもそれを見ることはできない…そう思うとすごい胸が苦しくなる。
あの感情はなんて言うんでしょうね。
自分の中でいい作品かどうかのバロメータ。
ヴァイオレット達にまた会いたいな。
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