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第18回日本横断「川の道」フットレース完走記(その2)両神荘(152.9㎞)から小諸グランドキャッスルホテル(261.7km)

両神荘で、ふろに入って、3時間寝た後、リスタートするのですが、起きた後もなにか食べるべきでした。スタート直後おなかが減ってきました。14:30リスタート後に、太平洋をみて日本海!と叫んだ日本海ねーさんとコンビニまで歩きます。この時間だったらあとは歩き続けても完走できるといわれて出てきたらしいです。コンビニでパンとおせんべいを買って志賀坂トンネルへの登りをアタックします。ちなみに、行動食としては、soyjoyを3本、塩飴、キャラメル、塩分タブレットなどを腰のポーチに入れています。食べた後のごみは、リュックにつけている赤いゴミ袋にいれる仕組みです。

志賀坂に上り始めてすぐに先行する仙台のしほさんを追いかけて少し走ってしまいました。すぐに疲れて歩き出しましたけど。途中、尾ノ内渓谷入口のバス停?で10分寝ます(この後、寝られそうなところがあったら即寝ることを繰り返します)。坂がきつくなる前の民家で、たけのこおにぎりとかいろいろいただきました。感謝。写真を撮ってないのが残念。

志賀坂トンネル(175.4km)には19:15につきました。コンビニ休憩、仮眠など合わせて、キロ12分とちょっとでカバーしていますので、まあまあですね。トンネルを過ぎて、神流町の下りはキロ6分台で下ったと思います。木古里というレストランが大会のために営業してくれているのですが、調子よく来ているので、スルーしてそのまま進みました。

道の駅上野で、また仮眠することとして、授乳室で10分寝ました。すこし暖かすぎたようで、外に出てしばらくガクブルしました。その後は、暖かい場所では寝ないように、外で寝ることとしました。3キロに及ぶ湯の沢トンネルでは、反響がいいので、歌を歌いながら走ったり、歩いたりします。トンネルを出たところでも仮眠しました。道の駅なんもくでは寝ずに、下仁田交差点(213.2㎞)に3:16着。下仁田のローソンで食事して、少し寝ました。寒かったですけど、建物の立っている角に沿って寝れば少しは暖かいです。

さて、次の難所は内山峠越えです。昨年は、秩父で痛めた左足をかばうように走り、足裏に大きな肉刺も作ってしまったのですが、今年はそれがありません。下仁田荒船の湯の前で仮眠して、黛こんにゃく屋(開店前でした)の自販機で飲料を買って、トイレを借りました。あとは、本格的な登りです。高梨子トンネルの手前で、Sさんの私設エイド、ザクロ君も一緒でした。8:00通過でしたが、通過順位が45番と聞いてびっくり。

Sさんの私設エイド
45番目に通過していました。

内山トンネルの入り口で足裏の状態を確認。左足に少し水ぶくれがありましたが、浅いので、つぶしてそのまま走ることにしました。ガーニーグーを塗って、リスタート。下りもそこそこ走ったと思います。なかなか自販機が現れなかったので、以前から気になっていた「桜井さんちのリンゴとはちみつ店」にはいって、リンゴジュースを250円でいただきました。美味。

ピンぼけしました。

そのあと、昨年も入った中華レストラン秀山で焼肉定食を食べました。昨年は、夕ご飯でしたが、今年は昼ごはんです。ただ、上から入れると、下から出ることになるのですが、セブンイレブンの1㎞手前で激しく便意が来て立ち止まる始末。出口の奥さんに心配されましたが、なんとか便意をやり過ごして、セブンイレブンのトイレに駆け込みました。今回も、携帯トイレとかティッシュとか持っていましたけど、すでに街中だったので、使えませんでした。

秀山の焼肉定食
トイレをかりたコンビニでアイス。

佐久市の中込交差点(248.2km)には13:23着。旧中込学校の裏手の四阿で10分仮眠。長土呂南交差点(253.7㎞)に14:50着。4時間仮眠しても今日中にリスタートできる時間で小諸に着けると確信して、残りを進んで、小諸グランドキャッスルホテル(261.7㎞)に16:30に到着しました。昨年の到着は、関門30分前の夜11時半でしたので、それよりもかなり早く到着しました。

中込学校の裏手で仮眠

キャッスルホテルに自分で部屋を確保する人もいるのですが、わたしは、確保せず、ふろに行った後は、雑魚寝部屋で寝ました。アイマスクと耳栓をもって、携帯のアラームを振動のみに設定して4時間寝ました。寝ることに苦労した記憶はないのですが、わたしのいびきがほかの人の就寝を妨げているかもしれませんね。そうでしたらすみません。

しっかり寝て、23:30にリスタートしました。ここまでは予定通りの進行でした。でも、そのあとのプランがなくて、どんどん貯金を溶かしていくこととなってしまいます。(つづく)

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