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【サステナツーリズム】たらぎつながるDAYS 2021レポート

こんにちは。Sustainable Weekの関根です。
この記事では、熊本県多良木町にて11月26日(金)から28日(日)まで開催された「たらぎつながるDAYS 2021」の様子についてご紹介します。

「たらぎつながるDAYS」について
「たらぎつながるDAYS」は、2020年11月より一般社団法人たらぎまちづくり推進機構(たらぎ財団)と多拠点コリビングサービス「ADDress」が連携して、始まった関係人口創出プロジェクトです。「多良木の当たり前の日常体験」をコンセプトに、多良木町内外のバックグラウンドもさまざまな人たちが集う、体験型交流イベントとして実施されています。

イベントは3日間で計6つの講座が開催されました。そのうち「楽しく働けるワーケーションマップを作ろう」と「『まちを知る』写真の撮り方ワークショップ」に参加しました。

「楽しく働けるワーケーションマップを作ろう」

ワークショップには、Address会員や地域の方など約15名が参加した

まず、ワーケーションマップ作りで学んだことは、「仕事=出社する」というこれまでの概念とは別に新たな働き方が存在していることです。ワーケーションは「Work(働く)」と「Vacation(休暇)」が合わさって出来た造語ですが、本来、「働く」場所は会社のみであり、それ以外は選択肢としてあまりありませんでした。しかし、コロナ禍以降から出社をせず自宅でリモートワークをするという選択肢が圧倒的に増えました。リモートワークには、場所の制限が無いためパソコンさえあればどこにいても仕事が出来るような環境です。すなわち、普段は有給休暇などを取らなければ行けないような場所でも訪れることが出来ます。今回、仕事をしながら多拠点生活もしている方の話を聞くことができたのですが、個人的には、通常のサラリーマンと比較して心に余裕を持って楽しく生きていらっしゃるような印象を受けました。毎日同じ場所、時間で働いているよりも、次に滞在する場所を決め、その地で有名なものなどを見たり、食べたりしつつ仕事をする生活の選択肢も身近になる世界になりつつあるのだと思いました。

ワークショップでは、リモートワークをしながら多拠点生活を送っている西出祐貴さんが講師を務めた

また、このワークショップでは自分がワーケーションという選択をした際、「When(いつ)」、「Where(どこで)」、「How(どのように)」、「Who(誰と)」、「What(何をしながら)」働きたいのか書き出しグループ内で共有しました。「考える仕事と考えない仕事」の場面分けで考えることも行いました。参加者は、私たち大学生や多良木町の方、Addressを利用して多拠点生活をしている方など多様な方が集まっており、それぞれの価値観を知ることができて非常に興味深かったです。それと同時に、自分の仕事や人生に対する理想や考え方を改めて考える機会にもなりました。一度自分の働き方を書き出し、それを実現するためには何が必要なのか、実現させるまでに達成すべきことをも考えることが出来ました。

「『まちを知る』写真の撮り方ワークショップ」

まち歩きフォトのワークショップでは、写真に関する講座のあと、実際に多良木のまちに出て「まちの一部+グループのメンバー」をテーマに写真を撮るという内容でした。

参加者はそれぞれのスマホやカメラで撮影し、Googleマップにまとめる作業を行なった

まずは自分が写真を撮ることの目的を考え、明確化させることでより見る相手に感動を与え、心に刺さるような写真を撮ることが出来ること。写真は「ISO感度」と「シャッタースピード」、「絞り」の三原則で成立していること。写真には日の丸構造や二分割、三角構図、シンメトリー構図など構造がいくつかあること。などを学び、普段何気なく見ている写真も、このような知識があると写真の味方も変わってくることを知りました。これらを学んだ上で写真を撮ると、どのような構造なら街や人が綺麗に映るのか、人に訴えられるのか考えながら撮るように変化したように感じました。今回のワークショップは、楽しみながらまちの魅力を発見するいい機会になりました。今後も写真を撮る機会がたくさんあると思うので、その時は写真の持つ”訴求力”を活かして撮影を心がけたいと思いました。

まちのたこ焼き屋さんで撮った1枚

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。
Sustainable Week は、ツーリズムを通して、SDGsやMLGs(滋賀県のローカルSDGsである琵琶湖版SDGs )を発掘・発見しています。
ツーリズムで発見したSDGs,MLGsについてはこちらのHPに記事を公開していきますので是非ご覧いただけますと幸いです!

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