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実行委員長退任にあたって

2019年も残りわずかとなりました。大晦日の夜、いかがお過ごしでしょうか。Sustainable Week 実行委員会の亀石弥都です。Sustainable Week 実行委員会の第3代実行委員長としても今日が最後の日です。

1回生の夏、勢いのままSustainable Week 実行委員会へと入ってから早2年半。振り返ればいろんなことがあって、もう3回生の冬なんだって思う今日この頃ですが、この実行委員長を拝命したこの1年間ほど充実していた年はありません。そしてこの充実感を得ることができたのは、間違いなく2019年度実行委員会のメンバーのおかげです。

最強のチーム3回生

岸本俊輝(きっしー)

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中西優奈(ゆなちゃん)

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西野日菜(ひなちゃん)

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もうこの3人は今の実行委員会ではアンタッチャブルな存在です。私は3人に助けられっぱなしの1年間でした。感謝しても感謝しきれないです。そもそも前年度のSustainable Week 2018終了後、3人は実行委員会から離れるつもりでいたと言っています(ひなちゃんは一時離れてしまったけど)。本当にここまで共に活動してきたことが1年前には考えられなかったことです。

最強のチーム3回生と私が言うのもなんですが、3年間実行委員会に所属していて間違いなくベストチームです。私はスポーツマネジメント専攻なので組織についても学んでいます。これは私の勝手な考えではありますが、サッカーでいうフォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーが揃えば最強のチームを作ることができやすくなると考えています。実際のサッカーは11人でプレーしますが、フォワード11人で試合に勝つことはおそらく不可能でしょうし、ポジションの偏りが出ると組織バランスが崩れてしまうことは容易に想像できます。

チームスポーツは組織立った戦いをするチームが勝ちます。もちろんプロスポーツもビジネスなので資金力があり、能力の高い選手を多く有するチームが勝つというのはありますがそれは考慮しません。なのでプロリーグよりも、代表戦のような国際試合では組織立った戦いをするチームが勝つ傾向は顕著に現れます。サッカーでいうなら、リオネル・メッシ(FCバルセロナ)というスーパースター擁するアルゼンチンがワールドカップで勝てていないという事象はまさに典型例です。

サッカーには戦術と規律(約束事)があります。プレーする11人に明確な役割が存在していますし、それもその選手の特徴が活かされるような役割が選手に与えられているのです。

3人をサッカーのポジションに当てはめてみた

ここで私以外の3人を、サッカーのポジションに当てはめてみます。

ゆなちゃんはフォワードタイプですが、ゴールを量産するストライカーではなく、前線で攻撃の起点となるポストプレーヤーに近いイメージです。ボール(仕事)を持ちすぎてしまうこともありますが、よくいろんな仕事がゆなちゃんにいって、なおかつ最前線(現場)でTaBiwa+R代表として話したりするということもあってこのポジションに収まった感じです。

ひなちゃんはディフェンダータイプです。会計はじめ事務作業に関してはお手の物ですし、組織の穴を埋める堅実なセンターバックというイメージですね。地味な仕事でもコツコツとこなしていくひなちゃんの存在は絶対に欠かせませんでした。

きっしーは完全なミッドフィルダーなんですが、トップ下、インサイドハーフ、サイドハーフ、ボランチ、アンカーどこでもできるポリバレントなタイプのプレーヤーです。現実のサッカーでそんな高レベルかつ器用な選手は現代に存在しないです。あらゆるプロジェクトの面倒を見つつ自分のプロジェクトも進めていくボックストゥボックスのような動きもすれば、人の動かし方やプロジェクトの管理から軌道修正までをするゲームメイカーのような動きまでしているのです。

ということは、残ったゴールキーパーが私ということですが違和感はないですね。失点を防ぐのがゴールキーパーの役割ですから、ミスした責任をとる立場にある実行委員長としてぴったりだと思います。

自分自身を理解し、自分自身を確立する

ここまでサッカーのポジションや役割に例えながら最強のチームを説明したのですが(サッカー専門用語連発ですみません)、2019年度実行委員会の体制が始動した当初からこのようにカッチリと決まっていた訳では決してありません。この1年間で様々なプロジェクトを立ち上げ、進めていく中でトライ&エラーを繰り返しこのようになっていたのです。そうして自分は何が得意で、何ができるのかというような強みを理解し、さらに仲間の強みも理解して協力しながらプロジェクトを進めていくようになっていました。

Sustainable Week 実行委員会のようなたくさんのプロジェクトを抱える組織ではスピードがカギとなり、適材適所な役割分担が求められます。もちろん切羽詰まったときは誰でもいいからとにかくやることもありますが、一人ひとりの能力が最大限に発揮されることで組織全体のパフォーマンスが最大値に近づきます。組織としてのパフォーマンスが成果に結びついた時、ようやく組織へ自分自身が貢献していることを感じ、帰属意識も格段に向上します。だからこそ、いろんな経験を通して自分自身について理解し、自分自身を確立していくことが、最強のチームへの第一歩だと思います。

ありがとう!そしてこれからもよろしく!

一体私が最後に何を言いたかったのか、多くの方がよく分からなかったかもしれませんが、本当にメンバーに恵まれた1年間だったということを伝えたかったつもりです(いろいろと派生してしまいましたが)。今回は同学年の3人にフォーカスしましたが、先輩方や後輩にもたくさん支えられましたし、職員さんや先生方にもいろんなことで協力していただきました。本当にありがとうございました!

そしてこれからもSustainable Week 実行委員会をよろしくお願いします!

Sustainable Week 実行委員会のみなさん、これからもよろしくです!


2019年(令和元年)12月31日 

Sustainable Week 実行委員会 2019年度委員長  亀石 弥都

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