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柳原通商店街にフォーカス~第2回「サステナまち計画」

この記事は2018年6月5日に名古屋青少年交流プラザ(ユースクエア)のFacebookページで公開されたものです。

6回連続で行われる講座「サステナまち計画」。
その2回目が5月22日に行われました。

この講座は、近隣の愛知学院大学 名城公園キャンパス(以下、愛知学院大学)の地域連携センターと協働して行われています。また、周辺の関係各所の皆様にも、広く声をかけさせていただいています。

第2回目の場所は、前回と同じく愛知学院大学。
今回も、2人の話題提供者のお話を聴くことがメインでした。

1人目は柳原通商店街振興組合の副理事長、岩田さん。
かつての柳原通商店街の風景を写真で紹介していただいたり、これまでの取り組みについて教えていただいたりしました。
その昔、岩田さんが理事長を務めていらした頃に工夫したのは、マスコミへの周知だったといいます。
阿波踊りやサンバのコンテンツ、そして「どまつり(=にっぽんど真ん中祭り)」とのコラボレーションなど、活気が溢れる時代には、夏祭りに2~3万人の来場者があったそうです。
しかし、それまで120超あった商店街の店舗数は、今では50を下回ってしまったということ。
岩田さん個人としては、今後はこの地域に直接的に縁がある方に限らず、この地域に興味を持ってくれる方々の力に期待しているということでした。

岩田さんからは、柳原通商店街の昔の写真や、これまでの取り組みなどのお話がありました。

2人目は愛知学院大学の地域連携センターから、西脇さん。
ここ周辺の学区である「清水学区」の住民を対象とした「買い物アンケート」の結果・分析を中心に、ここに住まう人々がどんな消費行動をしているか、また地域へのイメージをどう持っているかの発表がありました。
それによると、清水学区の人々は、歩いていける範囲に大型スーパーがないため、自転車や自動車で買い物に出かける割合がとても高いのだそうです。
一方、地域に愛着を持っている人の割合は、とても高い。
西脇さんによれば、この地区は、高速道路が近くにあったり、関係各所の協力者が集いやすかったり、名古屋の代表的公園である名城公園もあるので、潜在的なポテンシャルはとても高いと考えられる、ということでした。

西脇さんからは、清水学区の住民対象の「買い物アンケート」の結果・分析を中心とした発表がありました。

話題提供の後は、参加者で話し合い。感想交流と、そこから始まる対話の時間となりました。
次回から、商店街内にあるカフェ「バオバブの木」に会場を移し、講座は続いていきます。

話題提供の後は、参加者で話し合い。
「互いに聴き合う」ことをねらいに据え、すべての参加者がぐるりと集う形で時間を過ごしました。
前回に引き続き、今回も話題提供者のお話はグラフィックにまとめられます。

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