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文化放送部とはなんだったのか

あけましておめでとうございます、SUSONO文化放送部のサチコです。

去年SUSONOがはじまってから、わたしたちはいろんな活動をしてきました。11月でラジオも最終回をむかえ、今思うとめまぐるしく、文化放送部の第1章は幕を閉じました。この時期に改めて振り返っています。「文化放送部って、なんだったんだろう」?

文化放送部はラーメン屋で生まれた

文化放送部とはなんぞや、ということは下記のnoteにまとめてあります。

「共感」でゆるやかに繋がれるのがSUSONOのいいところなのだから、場所やジャンル縛られずに交流できる場があってもいいよね、作れるんじゃないか、作ろう!ということで、部活を立ち上げようと決めました。
この部活を通してみんなとコミュニケーションをとることで、自分のやりたいことを再確認したり、気の合う人を見つけたり、新しい部活が生まれるキッカケになったらいいなぁと思っています。

まさにこんなようなことを、新年会の帰りにほろ酔いでラーメンを食べながら話して、スタートしたのが文化放送部だったんです。ここから、いろんなことを準備していくなかで、わたしはやばこさんの物事を考える深さやすすめていく力、みんなの気持ちをひとつにまとめる上手さなんかに本当におどろいていて。力不足を感じることもあったけれど、わくわくが上回って、やばこさんと一緒に挑戦できるのを本当に楽しく感じていました。

ラジオなんてやったことなかったけど

そんなわけでまずスタートしたのが「ラジオSUSONO」でした。やばこさんのお友達にインターネットラジオについて教えてもらったり、他のラジオを聴いてみたり。とにかく、自分に向いているとも思えなかったし、普段なら絶対に逃げるんだけど(笑)、大好きなSUSONOという場所で、こういう目的のもと、やばこさんとできるのなら、やりたい。そう思っていました。

会員でイラストレーターのSAAYAさんにロゴを描いていただいて、ステッカーも作ったりして。ヘッダ画像にしているもがそのロゴイラストです。めっちゃお気に入り。

▼過去のアーカイブはこちらから。

勢いで部活を立ち上げてラジオをやります!と宣言したところ、手をあげてくれたのがゆりさんでした。ゆりさんの登場と存在、めちゃめちゃ大きかった。ラジオの経験者の彼女はいろいろなことを教えてくれたし、何より会員さんのことをすごくよく知っていて、どんなテーマのときにどなたがゲストがいいかを提案してくれた。それだけじゃなくて、どんどんコミュニケーションをとって、文化放送部やラジオSUSONOの間口をひろげていってくれたんです。これは、ぜったいに彼女じゃないとできないことだったと思う。年齢は関係ないと思いつつも、わたしよりもうんと若いのに判断力や物事をすすめていく力と柔軟さがあって、ちょっと甘えすぎちゃったなと思う。とてもとても尊敬しています。

そんなゆりさんがつなげてくれたゲストのみなさんとお話は、本当に毎回楽しかった。今音源を聞くとわたしの話はぐずぐずでトンチンカンで笑っちゃうほうが多いんだけど、本当に楽しくて貴重な経験をさせてもらいました。毎回お便りをくださったり、リアルタイムで聞いてくださる方もいて嬉しかった。みなさんに、とても支えられていました。

言い切れない思いを書くことができたリレーコラム

ラジオのときに話しきれないことや自分の内側のことを書くことができて個人的にとても好きなののが、こちらのリレーコラム。同じテーマなのに、運営のメンバーの書くコラムが全然違うのも面白かった。ひとつのテーマを掘り下げていく経験、楽しかったよね。

みんなの顔が見れて幸せだったスナックSUSONO

もともと、オンラインとオフラインの活動を予定していた文化放送部の、はじめてのオフラインイベントがこのスナックSUSONOでした。やばこさんとローンチイベントで出会ったときに、話にでていたのが「スナック」だったんだよね。

スナックの開催にむけて、運営メンバーに仲間入りしてくれたのがゆかりさん。ママとして、スナック運営を仕切ってくださいました。ゆかりさんがいなかったら、スナックは実現しなかったと思う。この企画を実現に持っていってくれる行動力と芯の強さ、責任感。それを感じさせないしなやかで優しい雰囲気。ゆかりさんは歌みたいな人で、その軽やかな身のこなしにいつも、憧れていました。部長のカレーも大好評。この日はゆりさんも北海道からきてくれていて、遠くからきてくださった会員さんもいて、みんな笑っていて、とても幸せだったなあ。

▼みんなで。(写真はSUSONOのサイトから、中西さんが撮ったものをおかりしました。)

会員のみなさんが楽しそうにしている姿は何よりも嬉しく、この日、スタッフだったはずのわたしはのちに「誰よりも楽しそうだった」と言われました。またこんなこと、やりたいな。

それぞれの道の途中にある、SUSONO

さて、こんな感じで様々な活動をしてきた文化放送部ですが、2019年からの活動には少し変化がありそうです。メンバーがそれぞれの道をあゆみはじめ、運営メンバーで残ったのはわたしのみです。(現時点)

わたしは、一人だと何もできません。なんにもできない奴が残った、そんな感じ。でも、それでいいかなとも思っています。部活を閉じてしまうことは簡単だけれど、やばこさんと作って、ゆりさんやゆかりさんと一緒に広げて、会員のみなさんのおかげで楽しく持続できたこの場所を、やっぱり残しておきたいなと感じました。

先日、田んぼ部部長の小園さんと「そっと残しておいて、また、何かしたいなと思ったなら、すればいいよね」とお話して、「そうだなあ、無理せず、そっと続けていこうかな」と、思えたんです。

わたし自身にも変化がありました。

SUSONOに入って文化放送部を立ち上げたときは、自分自身がしたいことがなかったんです。SUSONOに限らず、そんな感じだった。好きなことはもちろんあるんだけど、「わたしはこれです」って言えることが、なんにもなかった。それでもいいかなあと思っていたのだけど、わたしはSUSONOのおかげで、いま、山登りに夢中なのです。

8月の終わりにあったイベント「富士下山」と、あさみさんが立ち上げてくださった「コーヒーとアウトドア部」がきっかけで、ゆるゆると毎月のように山に登っています。ブームではなく長くつきあう趣味だと感じています。

山に出会うまでは、文化放送部がわたしがSUSONOにいる理由でした。「みなさんの居場所を作りたい」というような目的で始めた文化放送部だったけれど、居場所をいただいていたのは、わたしたちだったのだと思います。みなさん、ほんとにありがとう。

それから元々好きな読書や美術、映画について存分に語り合える部活もあるし、何より大好きな皆さんと会って同じときを過ごしたり、ことばをかわすことが本当に楽しい。

みんながそれぞれの道を歩いている途中に、奇跡的に同じ場所にいた。それがSUSONOだと思っています。

行き先も目的も速度もちがう人たちが、それぞれの人生を歩んでいる途中に、たまたま出会って一緒のときを過ごすのは、奇跡のようなこと。そこで出会うまではみんな各々歩いていて、たまたまここに、集まったのだ。

そして、しばし同じときを過ごす。

ずっと人生を並走できる人ばかりじゃないから、交差しているのがほんの一瞬なこともある。でも悲しむんじゃなくて、その奇跡みたいなときをうんと大事にしたい。人も、自分も、状況も変わるものだから。場所は、水みたいなもので、流れていくのが当たり前なんだと思う。

部長のやばこさんのnoteです。

初めて参加したコミュニティでここまで楽しめたのは正直自分でも驚いている。
そういって楽しんでいた中で、やめたのはネガティブな理由からではない。こう言うと変な話だが、SUSONOのおかげでSUSONOを卒業できた、という感じだ。

だからね、別れじゃないと思ったんです。退会してしまった方ももちろんいるけれど、次の道に進むのはとても喜ばしいことだし、関係はこれからも、続いていくのだから。

これからの文化放送部

大変長くなりましたが、これからの話を少し。まだ正式に何かを決めているわけではないのですが、文化放送部はこれからも会員さんがつながるきっかけになるような活動を続けていきたいと思います。

ラジオのように毎月のコンテンツはできないけれど、当分は
●ツイッターアカウントにてSUSONOの活動を紹介
●毎月のコラム
●SUSONO関連のマガジンまとめ(note)

を続けていきたいと思います。

様子を見ながら、みなさんの力を借りて、
●毎月のコラムにメンバーをふやす
●音声コンテンツ(ラジオなのか、オンライン飲みなのか)
●オフラインイベント
などもできたらいいな、なんて思っています。

やるかもしれないし、やらないかもしれない。そんな感じで、あと1年の活動を続けます。

文化放送部のモットーは「無理しない」。
どうぞみなさんも自分らしいsusonolifeを。
そしてそのときが交わるなら、一緒に、楽しみましょう。


とっても長くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

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