Cities: Skylines IIでマップを作る方法(WIP)

注意:執筆時の時点でエディターは公式にリリースされておらず、本記事では非公式の方法を使用してマップを作成します。
本記事の内容を実践する際は自己責任でお願いします。
本記事はCities: Skylines(無印)でのマップの作成方法をある程度認知している方向けに執筆しています。
まだ作成途中のため、標高マップの作成方法はまだ記載していません。


マップエディタの有効化(飛ばしてください)

エディターボタンを押して終わりです
公式エディタが使用可能なためこの部分は飛ばしてください。

上述のように、Cities: Skylines IIの公式エディターはまだリリースされていません。
そのため、マップエディタを有効化する必要があります。
この有効化する方法は2種類あります。

-developerMode

SteamでCities: Skylines IIを右クリックし、プロパティを開きます。(画像参照)

その後、出てきたウィンドウの一般のタブにある起動オプションに

-developerMode

と入力します。
その後、ゲームを起動し(既に開いている場合は再起動)、
Tabキーを押すと、左側に画面が出てくるので、
UI Bindingsを押し、その下にあるmenuを押します。
その中にstartEditorというボタンがあるので、それを押します。

MOOBの使用(おすすめ)

MOOBというMODを使用してエディターボタンを出現させます。
r2modmanというソフトを使用する方法と手動でやる方法があります。

MOOBの導入(r2modman)

  1. このリンクを開きます。

  2. 下のAssetsにあるものの中でOSに合ったものを選択してDL。

  3. r2modmanがダウンロードされるので、インストールします。

  4. r2modmanを起動してCities: Skylines IIを選択します。

  5. 環境に合ったもの(例:Steamから起動する場合はSteam)を選択し、Select platform。

  6. プロファイルを作成または選択し、Select profile。

  7. OnlineからMOOBを検索し、Download。

  8. これで前提modと一緒にMOOBが導入されます。

MOOBの導入(手動)

  1. BepInExを導入する(ここからx64のやつをDLしてゲームフォルダに配置)

  2. MOOBのページを開き、Manual Downloadを押す

  3. "[ゲームフォルダ]\BepInEx\plugins"にダウンロードしたzipの中にあるMOOBをコピーして完了

地形のインポート

警告!エディタにオートセーブ機能はありません!

標高マップのインポート

画面真ん中下にあるシャベルのアイコンを押すと、右側に地形ツールとともに標高マップの項目があり、ここに標高マップのインポートとエクスポートの画面があります。
標高マップが保存されるフォルダは

C:\Users\akane\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\Heightmaps

です。

本作の標高マップは4096x4096の16bitPNG画像である必要があります。
標高マップの範囲は14.336kmです。(出典)
標高マップは国土地理院からダウンロードしたDEMデータをQGISなどで変換するか、
Cities: Skylines(無印)用のマップジェネレーターの範囲変更などの方法で入手することができます。これらの解説は今後加筆する予定です。

ワールドマップのインポート

環境によっては見切れているかもしれませんが、標高マップの下に3つ並んでいるボタンの一番左のボタンです。
画像の範囲が57.334kmになっていること以外は標高マップと同じです。
また、保存されるフォルダも標高マップと同じです。

よくある質問(マップのインポート編)

  • 高さが極端になった!

    • 標高スケールを下げてください(プレイ時の最高高度も制限されます)

  • インポートできない!

    • GIMPなどを使用してグレースケールの16bit 整数の4096x4096の画像になっていることを確認してください。

エディタの操作

マップ名の設定など

左上のマップを選択すると、右側にマップ情報を選択したりする画面が出てきます。
マップのセーブもここから行います。

外部接続

  • 下の中程右にあるオブジェクト追加(箱のアイコン)を押します。

  • 高速: Highway

  • 道路: (Small/Medium/Large) Road

  • 海路: Seaway

  • 空路: Airplane Outside Connection(マップ端にしか設置できません。)

  • 高電圧電線: High-voltage Line

  • 鉄道: Train Track(単線がTwoway Train Trackで複線がDouble Train TrackですDouble Train Track - Twowayは単線並列だと思われますが、マップには使用しないほうがいいと思われます。)

資源

資源タブから塗ります。無印のそれとほぼ変わりません。

外部接続と同じ要領でTreeを検索し、左側に画像があるものを選択すると
プレイ時に植林するのと同じ様な画面になるので、それで植林します。
(Treesは道路に植林するやつ)

鬼門。なんもわからん

  • 定量水源(旧名:水源の一定速度)

    • その場所から水がドバーッって出てくる。
      大抵の場合速度のパラメータをめちゃくちゃ下げないと氾濫する

  • 低水位水源(旧名:水源の一定高さ)

    • 無印の水源と同じ挙動っぽい。
      指定された水位に達するまで水を出し続ける。

  • 境界河川水源(旧名:川の境界水源)

    • 水源の一定高さとほぼ同じ?
      マップの端が含まれていないと動作しない違いがある。

  • 境界海水源(旧名:海の境界水源)

    • その範囲に含まれるマップの境界から指定された高さの水が出てくる。
      等高線の白線の高さは川の境界水源よりこちらのほうが優先される?

  • Tips

    • 川底が凸凹しているほうが水が流れやすい

    • 川は深いほどいい?(要検証)

保存したマップの場所

%APPDATA%\..\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\Overlays\Maps

にあります。
また、この場所にマップが含まれている場合、
ニューゲームを押した際のマップ一覧の右上にカスタムマップのボタンが表示され、このボタンを押すことでカスタムマップの一覧に移動します。

参考資料

Cities: Skylines II Unofficial Maps Wiki: From zero to heightmap: A full tutorial(英語)

うざオジch:【Cities: Skylines II】CSL2で自作マップの作成&使用方法【マップエディター】(-developerMode を利用してエディタを起動する方法の部分)

更新履歴

  • v1.1

    • Thunderstore Mod ManagerをR2modmanに変更(Overwolfを必要としないため)

  • v1.2

    • 水源の表記を公式が開発者日記で書いたものと統一。 旧名は括弧の中に記載。

  • v1.3

    • 公式エディタがリリースされたためマップエディタの有効化の部分


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