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ARTのよもやま話

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アートというより「art」に関するよもやま話。Copyright©Susie Y. All rights reserved.
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#美術鑑賞

美術を鑑賞する作法 番外編 「作法なんて本当は必要ないけれども。。。」

イタリアの旅の時間に戻らずに、今日も日本の現代の時間におります。以下、私のつぶやき。 上の画像は、東京・六本木の国立新美術館に隣接している政策研究大学院大学の入り口近くに群生しているクチナシの花だ。白い花の香りが、とにかく素晴らしい。ずっと前に撮影したので、今年はどうなっているのだろう。現在、諸事情で東京から離れている私は、確認出来ないけれども。 昨日、こんなnoteを書いた。 思うところがあり、800文字ほど加筆した。 上記のnoteの下書きを書いていた時、最初の文

美術を鑑賞する作法 「作品の基礎知識を意識する」

だいぶ前になるけれども、「美術を鑑賞する作法」について以下のnoteを書いた。 私の「美術の鑑賞」に関する基本的な考えを上記のnoteから引用する。 私の知る限り、欧米では「美術検定」はない。もし、美術に興味があり、知識を深めたいのであれば、学生は、学校で、社会人は、コミュニティカレッジで「美術史」を学ぶ。なぜなら、基本的に美術史の学問は、そこら辺で受講出来るほど身近なものだ。もちろん、ただ、ただ、美術が好きで「鑑賞するだけ」の人々もいる。「プロ」を目指さない限り「自由」

美術を鑑賞する作法 「まず、はじめるとよいこと」

日本において「西洋美術」の人気は、すごいと思う。その人気は、展覧会の動員数で明らかだ。例えば、下記は、去年の展覧会の動員数だ(*)。 1位 レアンドロ・エルリッヒ展 61万4411名(2017年11月18日~2018年4月1日) 2位 建築の日本展 53万8977名(2018年4月25日~9月17日) 3位 ルーブル美術館展 42万2067名 (2018年5月30日~9月3日) 4位 ゴッホ展 37万31名 (2017年10月24日~2018年1月8日) 5位 至上の印象派