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青蔵鉄道で西寧からラサへ21時間

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12/29 西寧西駅(標高2250m)19:31発
発車して1時間ほどで中国最大の湖、青海湖(3200m)を沿うように走るのだが、夜なので拝めず。21時半頃の全長4010m関角トンネル(3700m)のところで、睡魔に勝てず寝てしまい、頭痛と吐き気。そして嘔吐。覚悟も準備もしてたのだが、高山病に負けた。ダイヤモックス服用してたのに。
2時半頃ゴルムド駅(2828m)で機関車を高所仕様に交換。ここから車内への酸素補給が始まる。しばらく標高4000m以下に下らない。
全長1686mで世界で一番長い凍土トンネルの崑崙山トンネル(4648m)崑崙山峠(4772m)を越えるとココシリ自然保護区になる。チベットカモシカなどの野生動物が見られるかもと楽しみにしてたのだが、真っ暗で無理。具合も最悪。

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8時半頃やっと明るくなる。長江の源流のタタホー?
タングラ峠(5072m)が道中の最高到達地点。タングラ駅(5068m)は鉄道駅で世界一高い。ちょっとホームに降りてみたかったけど、ガイドさんからダメと言われた。鼻からチューブで酸素吸入して、朝ごはんも食べられないひどい状態なので、しょうがない。

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ツォナ湖(4650m)だと思う。凍ってる。
アムド駅(4700m)から大草原地帯。放牧のヤクや羊。

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ニェンチェンタンラ山(7162m)の山脈手前に列車から見えないけどナムツォ湖

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16時45分頃ラサ駅(3658m)に到着
駅舎の撮影は禁止。公安の物々しい感じはあるものの、ラサ到着に安堵して深呼吸しながら歩いたら、高山病の症状が軽減した。

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