習慣化のプロセス:プロボクサーライセンスへの挑戦で学んだこと
こんにちは!GMOペパボの社長室でマネージャーをしているすっしーです。
こちらはPepabo Managers Advent Calendar 2023のエントリー1日目です。
GMOペパボ株式会社のマネージャー陣が毎日記事を更新していくアドベントカレンダーです。ぶち上げていくぞ!
さて私事ではございますが、今年の4月にボクシングのプロテストに挑戦してきました。
下記ブログを書いたのが約3年前でしたが、そのときより少しは強くなったかもしれない。
ボクシングのプロテストを決意してから1年半の間、ボクシングジムにいくことを習慣化してきたので、習慣にするために考えて実行しきたことを書きます。
1.目標の設定と宣言をする
まずは冒頭に書いた通り、プロボクサーライセンス取得を明確な目標に掲げました。
少々生意気ながらジム入会時にトレーナーに対し、プロのライセンスを取りたいと宣言しました。
ボクシングのライセンスは年齢制限があり34歳時点でプロテストの申し込みが完了している必要があるので、トレーナーにも認識してもらう必要があるためです。
適切な人に自分の目標を宣言することは、自分の退路を断つ効果と、他者からの適切なフィードバックを受けることができるというメリットがあります。これが習慣化に繋がりました。
ボクシングジムに入会したときのアンケート
2.ジムに行かなくなる理由を無くす
目標はジムに行く理由になりますが、同じくらい重要なのがジムに行かなくなる要素を無くすことです。自分は下記2点を意識しました。
a. 毎日ジムに行くことを決意する
週3~4回ジムに行くというのは、毎日ジムに行くより心理的なハードルが上がると考えました。
自分のペースで無理なく継続できるスケジュールを確保するというのは、雨が降った日は休む、飲み会がある日は休む、など今日行かなかった日が、明日行かない理由となってしまう。
こういう日を一切作らず、呼吸をするように通う。たとえ15分しかいけなくてもジムにはいく。
ただ実際にできたのかというと、盲腸になったり、家族のイベントがあったりして難しかったです。
しかし、出張でどうしても行けない日があった場合は、代わりにトレーニングすることを考えておくことや、本当に行けない日があったとしても、俺は毎日ジムに行くと決意しているということが重要。
出張に重りをつけていく工夫
b. 時間と距離に対する工夫
毎日通うためには行きやすい距離が重要です。遠いと時間がかかり、それだけで行かない理由を作ることになる。
自分の場合は、自宅と職場の帰り道になりそうなところにジムがなかったので、引っ越しました。もちろん元々狙っていた地域があったから出来たことではあります。
3.周囲のサポートを得る
自分の場合は結婚していることもあり、 家族からのサポートがないと実現ができませんでした。
家族との対話、コミュニケーションを通じて、家族のために自分がするべきことのラインの認識を合わせました。
そのため、毎日ジムに行くことでトラブルに発展したことはなく、それどころか、プロテスト前一ヶ月間は体重を落とすための食事メニューにどのようなメニューがいいか質問までもらい毎日用意してくれました。
協力してくれた妻と娘には本当に感謝しています。
習慣化したあとプロテストの結果はどうだったか?
これらのアプローチを組み合わせることで、ボクシングジムにいくことを習慣にし、プロボクサーライセンスのテストを受けることができました。しかし、結果としては落ちました。
すごい悔しくて直後は抜け殻になりましたが、自分の人生で後楽園ホールでスパーリングするなんて思ってもみなかった。本気でやってきたし、実力は出しきれたので後悔はありません。30代でここまで没頭できてよかったです。
ここまで書いてきたことは程度の差はあるかもしれないですが、基本的には仕事でも何にでも応用はきくのかなと思っています。習慣は大事ですが、結果が出るとは限らない。
来年は柔術にチャレンジしようと思っていますので強くなり続けようと思います。
明日は富士そばのラーメンをこよなく愛する法務のサブマネージャー龜田さんのアドベントカレンダーになります。
会社のアドベントカレンダーの参加者集めを協力していただいたナイスガイです。
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