モヤモヤの破壊

モヤモヤを抱える事にストレスを感じ、ネガティブになってしまう人は多い。
私もそんな人間の一人。

実はとても弱く、繊細だったりする。

しかし、モヤモヤ=負荷であり、その負荷がかかった時に真価が問われる。
負荷に立ち向かうか、その負荷を避けるか。

サイヤ人は負ったダメージが大きいほど回復時により強くなる。
これはサイヤ人に限った話ではなく、人も同じ。

筋トレも負荷をかけて「もうダメ!」の先に筋力の成長がある。避ければそのまま。衰えていく一方である。

俺は元来弱い人間なので、それを自覚した上で意識的に負荷と向き合う努力をしている。
「成長のチャンスキタ!」と。

今回、とても強い負荷がかかったが、今は結構サッパリしている。
浮き足立っていた自分に気付き、何故浮き足立ったのかを自分なりに分析し、どうすれば浮足立たなかったのかを考えてみた。

出た答えは、“自分を信じる”だった。

ビジネスの世界もスポーツの世界も共通して言える事だが、メッキはすぐに剥がれる。
営業の数字も、実力者は結果を出し続けるが、たまたま数字が上がった実力不足者はすぐに落ちる。

俺はメッキを塗りたくって会合に参加し、自分より10倍実力のある人たちに“見透かされていた”。
それはそうだ。
フリーザとピッコロ程の差があるのだから。

少し話が変わるが、俺は会社で人を採用する立場であるため、面接官もする。
面接をしているとメッキはすぐにわかる。
「あー、もっと自分さらけ出して裸でぶつかってくればいいのに。」高学歴で優秀そうな方ほどこの傾向にある。

しかしどうだ。
よく考えれば自分がそうなっていた事に気付く。
(Fランのクセに)
恥ずかしさを覚えると共に、人間の本質にも気付く。
人は元来、他人によく見られたいという本能がある。
自分を美しく魅せて子孫を残そうとするキジと一緒だ。

それはそれで良い。
本能だし、否定してはならない。
よく魅せ、表面的な美しさを評価する人達も沢山いる。

ただ、1億円プレイヤーにそれは通じないという事実。

本質を体感し、学んだ週末だった。

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