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河合香織「老化は治療できるか」(文春新書20231120)

・良質な睡眠は老化対策にはまず必須。
・長時間睡眠の人の寿命が短いのは、それだけ眠らねばならない理由があったから。それ故に短命。
・日本は明るすぎる。寝室だけでなくリビングを暗くする。薄暗いと感じるくらいの照明が眠りやすく、リラックス効果も期待できる。

デュアルタスク。有酸素運動をしながら脳を働かせること。脳の酸素消費量が増えるだけでなく、筋肉の側から脳にさまざまな物質が送られ脳が刺激される。

糖尿病も血管の疾患。糖によって血管がぼろぼろになってかたまること。皮膚の再生能力が高い人は長寿の傾向がある。

MNM(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)は血球の中にかなりの量がふくまれ、飲むだけでなく皮膚からも吸収される。若い女性の血液を吸い、その血液の風呂につかることは、若返りに理にかなっていた。

MNMが2型糖尿病に効果があり、MNMをマウスに1年間飲ませたところ、抗老化作用が確認された。

古今東西、血液は身体にいいとされる。人間の血液だけでなく動物の血液も。日本はスッポンの血。ロシアは鹿の角を切るときに出る血を飲み、その風呂につかる。

プーチンは鹿の血の風呂に入っていると報じられた。



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