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村山由佳「二人キリ」(集英社20240130)

伊藤野枝の「風よあらしよ」もとんでもない本だったが、468ページの本書もとんでもない。

阿部サダヲではない。

すごいなあ。

おチンコという単語が頻出する小説もそうない。本書くらい。

恋愛を突き詰めると、こういうかたちになるのだなという熱量。

ジェットヒーターを浴びせられた気持ち。

10代、20代のころの恋愛を思う。

熱い。

村山由佳、すごすぎる。


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