愛情の循環
年末。高校の頃の友達らと忘年会?のようなクリスマスパーティーのような、とりあえず女だけで集まって一晩を明かした。
文理混合クラスの文系女子というくくりで高校卒業後も仲良くしてくれる友達だ。文系だから国語が得意だなんて、そんなステレオタイプな定義づけはしたくはないが、みんな素敵に言葉を操る。そのなかでも国語より数学が好きな子もいるが、彼女も彼女で素敵な言葉をたくさん蓄えていて、そんな友人に囲まれて私は本当に幸せ者だと思う。
彼女たちは愛を伝えるのがとても上手。当たり前かのようにさらりと人を褒め、賞賛できる。その中でとても印象深いことを友達が言っていた。
「私はAちゃんから素直に伝えることの大事さを、Bちゃんからは優しさを、(私)ちゃんからは言葉の美しさを、Cちゃんからは褒め上手がいかに素敵かを教えてもらってさ、愛の循環じゃないけど、自分がたくさん人からもらったものを還していけるようにしたいなって。みんなからもらったものを養分にしてここ以外の人に与えれるようになりたいなって思う。」
わたしはそのメンバーが大好きで、たくさん褒めたり愛を伝えられるみんながすごいな羨ましいなとは感じていたが、そういった観点では考えたことがなかったからかなり衝撃を受けた。自分の考えの浅さに反省もした。そこで新しい考えに触れることが出来て良かったと思う。
私もみんなにもらった愛情を周りに返していけたらな。そう今は思う。
いくら自分でみんなのことを好きだと思ってても、大事だと思ってても、伝わらなかったら意味が無いし、恥ずかしいとか、照れるだとか、言ってる私はなんて自己中心的なんだと思う。
明日からは周りに愛を与えられるような人間になりたいな。
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