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脱プラスチック生活

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このマガジンでは個人が日々の暮らしでできることに関した記事を集めました。環境に良いことをしたいけど、何からして良いか分からない人におススメです。
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#地球環境問題

ごみ問題は3R(Reduce、Reuse、Recycle)だけじゃない?5Rや7Rについて解説します

今日はごみ削減と環境配慮のキーワード3Rについてと、最近3R以上に踏み込んだ対策として最近みかける5Rや7Rについて解説します。 3Rとは3Rとはごみ削減のためにできるアクションであるリデュース Reduce(減らす)、リユース Reuse(再利用)、リサイクル Recycle(リサイクル)の頭文字を取ったものです。過去の記事でも書きましたが、環境へのインパクトから優先順位はリデュース(減らす)>リユース(もう一度使う)>リサイクル(リサイクル)になります。3Rについてはそ

祝レジ袋有料化1年!メリット、デメリットを検証してみました

皆さんレジ袋が無料の時代を覚えていますか?これまではスーパーやコンビニで買い物をすると無料でレジ袋を付けてくれていました。レジ袋を辞退するとポイントがもらえる等の優遇はありましたが、どんな安い買い物をしてもレジ袋は実質タダでした。しかし、2020年7月1日からはレジ袋を有料とすることが義務付けられました。これによりレジ袋をもらう場合は3~5円を支払わなければならなくなりました。 約1年経った今、改めて客観的にこの政策はどこにどういう意味があったかを検証します。 背景レジ袋が

脱プラのために個人でできるペットボトルを減らす8つの方法

先日、ペットボトルを減らすべき理由としてペットボトルの非常に重い環境負荷について解説しました。 本日は具体的にペットボトルを減らす工夫について書きたいと思います。環境問題に関心がある人には基本的なことなことかもしれませんが、ご覧いただけると幸いです。また、全てペットボトルを買うよりも長期的にはコストが低くなって節約にもなります。できる範囲で、ちょっとずつで構いませんので実践してみると地球に優しく、人生を豊かで実りあるものにできると思います。 1.マイボトル買って持ち歩くこれ

水道水は安全で飲めます。脱プラスチックと環境問題の視点からミネラルウォーター生活を再考してみませんか。

ペットボトルの水と水道水は価格も約2000倍違います。世界ではまだ22億人の人がきれいな飲料水を確保できていません。その人たちが水を手に入れるよりも多くのコストや資源を使って、ペットボトル入りのミネラルウォーターを飲む贅沢をしていいのでしょうか。そして、ペットボトルが環境中で分解するには少なくとも450年かかります。 いつの間にかミネラルウォーターミネラルウォーターは私たちの飲料用の水という概念をすっかり変えてしまっています。何百億というペットボトル入りのミネラルウォーター

脱使い捨て文化!ペットボトルを減らすべき理由

のどが渇くとついペットボトルを買ってしまいますよね。お茶やコーヒーを淹れずにペットボトルを利用している人も多いと思います。また、水道水は美味しくないしダサいとミネラルウォーターを飲んでいる人もいるでしょう。今日はそういう皆さんに知って欲しい事実を書きます。 0.ペットボトルの原料ペットボトルは石油からできたプラスチックになります。ペットボトルの名前の由来は素材のポリエチレンテレフタラートの頭文字を取ってPETとなっています。PETボトルの次に我々の生活になじみが深いPETの