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脱プラスチック生活

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このマガジンでは個人が日々の暮らしでできることに関した記事を集めました。環境に良いことをしたいけど、何からして良いか分からない人におススメです。
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#プラスチックごみ

脱プラスチックの前に、こんなところにもプラスチックは使われていますというお話。

紙コップ、容器、弁当の紙皿、缶詰、保冷剤、紙おむつ、使い捨てマスク、ウェットティッシュ、モップ型のワイパー、車のキラキラして見えるものほぼ全部、シート、内装、タイヤ、生活まわり、衣服、家具、断熱材、樹脂サッシ、水道管と下水道管。 皆さんがプラスチックではないと思っているものでもプラスチックは使われております。使用を減らしたり、ポイ捨てを止めたりするために知っていて欲しいプラスチックたちを書きます。 人とプラスチック、そして地球のために思うこと使い捨てプラスチックは、「使い

脱使い捨て文化!ペットボトルを減らすべき理由

のどが渇くとついペットボトルを買ってしまいますよね。お茶やコーヒーを淹れずにペットボトルを利用している人も多いと思います。また、水道水は美味しくないしダサいとミネラルウォーターを飲んでいる人もいるでしょう。今日はそういう皆さんに知って欲しい事実を書きます。 0.ペットボトルの原料ペットボトルは石油からできたプラスチックになります。ペットボトルの名前の由来は素材のポリエチレンテレフタラートの頭文字を取ってPETとなっています。PETボトルの次に我々の生活になじみが深いPETの

マイクロプラスチックがどこから来るのか?原因物質を元プラスチック開発技術者が分かりやすく解説。

最近プラスチック海洋汚染とならんで話題になるのが「マイクロプラスチック」ですよね。でも、プラスチックの話と比べるときちんと解説されている情報が少ないように思えます。今日は元プラスチックの開発技術者がマイクロプラスチックについて分かりやすく説明します。 マイクロプラスチックとは「マイクロプラスチック」という用語は、英国のプリマス大学の海洋生物学者であるリチャード・トンプソン教授によって2004年に導入されました。マイクロプラスチックは環境に放出されたプラスチックのうち、特定の

食品用ラップをちょっとエコに身体に優しくする方法

プラスチックごみを減らしたいけどどうしたら良いか分からない。また、いきなり完全にプラスチックなしで生きていける気がしない方に、なるべく環境負荷を減らす方法を解説します。 食品用ラップとは、食材や料理を包んだり、皿など食器を料理ごと包む際に用いられる樹脂フィルムです。商品名はサラ〇ラップ、ク〇ラップなどで親しまれています。 このラップ、PETボトルや食品包材などと比べるとプラスチックごみに占める割合は小さいかもしれません。でも、だからこそ知っておいて欲しいことを書きます。