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脱プラスチック生活

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このマガジンでは個人が日々の暮らしでできることに関した記事を集めました。環境に良いことをしたいけど、何からして良いか分からない人におススメです。
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#ごみ削減

料理とは個人にできる最大レベルのプラスチック削減と環境問題への取組み

プラスチックを削減したい、使い捨てのライフスタイルを改めたい、環境にいいことをしたい。でも、脱プラスチックを何から始めていいか分からない方におススメの生活習慣があります、それは「料理」です。 使い捨ての食品包材が減る!加工食品、冷凍食品、テイクアウト、コンビニ、デリバリーを思い浮かべてみてください。あなたが食事をする場所と、その料理を作る場所が異なる場合、必ず料理を運ぶためにとても立派な食品包材が必要になります。もちろんスーパーで食材を買ってもその多くはプラスチック製の包材

プラスチックごみはたった25%しかリサイクルされていません。脱プラスチックのために知っておきたいリサイクルの実情。

プラスチックのリサイクル率84%のうち56%がサーマルリサイクル(熱利用)で二酸化炭素にしてしまうので実質リサイクルとは言えないという残念な状況です。加えて残りの4%のケミカルリサイクルの内訳を見てみると最も使われているのは「高炉・コークス原料」となっており1)、ほぼ熱リサイクルです。プラスチックのリサイクルを困難なものにしているのは種類の豊富さです。 はじめに日本のプラスチックのリサイクル率は84%と言われています1)。一見、紙のリサイクル同様に非常に高く見えます。しかし

脱プラスチックで一番初めに知って欲しいこと「プラスチックごみが海に流れつくとどうなるか」

プラスチックごみは海のゴミの80%を占めると言われています。海の野生生物はプラスチックボミを獲物だと勘違いして摂取して、胃や消化管の中がプラスチックで塞がれてしまい餓死します。動物は漁網をはじめとしたプラスチックごみに巻き込まれると、自分でこれを解くことができません。このため、窒息したり溺死したり、飢餓または捕食されることで死にます。 これまでプラスチックについて色々な記事を書いてきましたが、海洋プラスチック汚染による影響についてあまり書いていなかったので、今日はその辺につ