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#2 好中球減少入院とその後-診断が確定する前の話 その2-

 2022年11月24日、熱が下がって、痛みも引いてくるならだましだまし大丈夫だろう、とその後も学校は休み休み、スポーツ系はお休み、塾は、それでも歩いていかせたり、普通よりは控えめに過ごさせていたが、この日無理がたたり限界がきてしまいました。

 少し調子が良さそうだ、と、息子は久しぶりにクラブで校庭を走り、途中からは痛みに襲われ中断し見学してやりすごし何とか帰宅するも玄関で号泣。帰宅後しばらくして再び発熱、寝おちして起きてから食べ物を口にするも、痛みで立ち上がることができない状態になってしまいました。

 結局、息子は救急車に連れられ入院設備の整った小児科のある救急外来に連れていかれ診察を受けることに。

 痛み→発熱の繰り返しという症状について原因はまだわからない。怖い病気の可能性もあるが、まだ否定できるというお話。

でも動けないからと入院することになりました。


 当時コロナ感染予防対策で入院中の面会は基本できず、息子人生初の入院生活を1人でスタートすることに。

 オンラインではないSwitch、テレビカード(CATV完備)、キッズケータイが拠り所に。

 この入院自体は何もせず、管理入院だったため5日ほどで終了しました。


 退院する直前までは割合楽観的な主治医の話を電話越しに聞いて、問題なく退院できるのかと少しホッとしていましたが、退院直前に病院に向かう車にかかってきた電話で一気に雲行きが怪しくなりました。

退院許可は出しましたが、ちょっと心配なのでこのまま入院していても大丈夫です、と。

 動揺と心配が襲ってきましたが、帰る気しかない久しぶりに会う息子を説得できる気がしなかったのでとりあえず退院するだけさせてもらい、学校には行かず2日後に外来に検査にくることを条件にその場を逃げるように退院しました。
 入院中の移動は車椅子だったようで退院時も弱々しい足取りでした。

この入院では

好中球が非常に低い

ということに注目されてました。

入院の診断名も『好中球減少』

はて?好中球とは??
『働く細胞』を読んでいれば、見ていれば、有名な白血球の中の大事な細胞
人並みとされるには絶対数で1000以上。
これが人並みの半分以下と少なくて細菌感染のリスクが高い状態なのだそう。

しばらくこの好中球減少の原因追及と体調管理をしていくために週1ペースで外来で診てもらいましたが、

先天的なもの?サイトメガロウイルス?
などの話は出るものの確定には至らず、

好中球が少ないままなので、学校はお休みしていたけど、休んでいれば悪くはならないから一応許可がおりてるし、学校に行ってしまうとまた痛い痛いが始まってしまいました。

息子の希望もあり緊急での検査はせず、あくまでも予定されているペースで通院を続けるのみで
この頃は息子が入院していないことは喜びつつも不安と戦う毎日でした。

〈血液データ変遷〉


好中球の少なさより、後々リンパ球以外のなぞのリンパという値があることに気づいて、それがなんだろうと分かる頃には、、、次回に続く


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